宜野湾市議会 > 2000-09-18 >
09月18日-02号

  • "日米地位協定"(/)
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  1. 宜野湾市議会 2000-09-18
    09月18日-02号


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    平成12年  9月 定例会(第274回)     平成12年第274回宜野湾市議会定例会会議録(第2日目)                           午前10時02分(開議時刻)                 平成12年9月18日(月)                           午後9時23分(散会時刻)1.出席議員(28名)    議席番号  氏名       議席番号  氏名     1  桃原 功        2  新垣清涼     3  知名定光        4  伊波一男     8  島袋亀次        9  呉屋 宏    10  伊佐光雄       11  屋良朝秀    12  宇江城昌健      13  上江洲安儀    14  大城政利       15  恩河徹夫    16  呉屋 勉       17  伊佐敏男    18  仲村春松       19  澤岻安政    20  玉那覇 繁      21  我如古盛英    22  伊波廣助       23  伊佐雅仁    24  知念吉男       25  知念忠二    26  上地安之       27  前川朝平    28  伊波善雄       29  又吉清義    30  平安座唯雄      31  天久嘉栄2.欠席議員(なし)3.欠員(3名)4.説明のために出席した者     職名     氏名        職名     氏名    市長      比嘉盛光     助役      宮城 章    収入役     當山盛保     水道事業管理者 米須清信    総務部長    喜瀬昭夫     企画部長    崎間興政    市民経済部長  石川幸栄     福祉部長    多和田真光    土木建築部長  我如古善一    都市開発部長  仲村春英    基地政策部長  具志清栄     教育部長    島袋正則    指導部長    普天間朝光    消防長     神里常厚    水道局総務課長 米須清仁5.議会事務局出席者    職名      氏名       職名      氏名    事務局長    大城清政     次長      桃原正秀    議事係長    松川正則     庶務係長    伊佐 努    主任主事    安里良一     主任主事    瀬名波 稔    主任主事    新城康子6.会議に付した事件は議事日程第2号のとおりである。                議事日程第2号              平成12年9月18日(月)午前10時開議 日程第1 意見書第12号 日米地位協定の見直しに関する意見書 日程第2 意見書第13号 住宅防音工事の助成区域の拡大等に関する意見書 日程第3 議案第93号 宜野湾市行政手続条例の一部を改正する条例について 日程第4 議案第94号 宜野湾市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について 日程第5 議案第95号 宜野湾市社会福祉法人の助成に関する条例の一部を改正する条例について 日程第6 陳情第45号 県産品の優先使用について 日程第7 認定第1号 平成11年度宜野湾市水道事業会計決算の認定について 日程第8 認定第2号 平成11年度宜野湾市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第9 認定第3号 平成11年度宜野湾市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第10 認定第4号 平成11年度宜野湾市老人保健医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第11 認定第5号 平成11年度宜野湾市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 認定第6号 平成11年度宜野湾都市計画宇治泊第二土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 議案第96号 宜野湾市建築基準法施行条例の一部を改正する条例について 日程第14 議案第97号 大謝名小学校校舎改築工事(建築1工区)の工事請負契約について 日程第15 議案第98号 大謝名小学校校舎改築工事(建築2工区)の工事請負契約について 日程第16 議案第99号 愛知市営住宅建替工事(4号棟建築)の議決内容の一部変更について 日程第17 議案第100号 市道の認定について 日程第18 議案第85号 平成12年度宜野湾市一般会計補正予算(第3号) 日程第19 議案第86号 平成12年度宜野湾市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第87号 平成12年度宜野湾市老人保健医療特別会計補正予算(第2号) 日程第21 議案第88号 平成12年度宜野湾市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第22 議案第89号 平成12年度宜野湾都市計画宇地泊第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第90号 平成12年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第24 議案第91号 平成12年度宜野湾市介護老人福祉施設等特別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第92号 平成12年度宜野湾市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第26 陳情第46号 育児・介護休業法の「仕事と家庭の両立支援法(仮称)」への改正等を求める意見書・決議採択について 日程第27 陳情第47号 市管工事協同組合施設の買い上げ等に関する要請 ○議長(天久嘉栄君) おはようございます。ただいまから第274回宜野湾市議会定例会第2日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時02分) 本日の日程は、お手元に配布してあります議事日程表第2号のとおり進めてまいります。 日程第1.意見書第12号 日米地位協定の見直しに関する意見書を議題といたします。 本件については、議会運営委員長をして朗読いたさせます。議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(伊佐敏男君) おはようございます。日米地位協定の見直しに関する意見書を読み上げます。          日米地位協定の見直しに関する意見書 近年の国際情勢は激変し、軍事的な環境も大きく変様してきました。そのような状況下にあって、戦後55年が経過したいまなお、在日米軍基地が沖縄県に存在することは、国際情勢からも逆行するものである。 沖縄の米軍基地の多くが県民の住宅地域に近接しており、基地から派生する航空機の騒音、山火事や赤土流出による自然環境の破壊、油や汚水の流出、PCB等有害廃棄物の処理等の諸問題は、県民生活に多大な影響を及ぼしている。 これらの米軍基地に起因するさまざまな事件・事故等から市民の生命・財産と人権を守り、市民の福祉の向上を図るためには、施設及び区域の提供、管理、返還や合衆国軍隊の活動及び合衆国軍隊構成員等の法的地位等について規定している現行の日米地位協定を見直す必要がある。 ドイツのボン補足協定は、1959年の締結以降3度も改正されているのに対し、日米地位協定は、1960年の締結以降一度も改正がなされておらず、同協定が締結されて40年が経過した今日、もはやその運用改善だけでは、米軍基地をめぐる諸問題の解決は困難であり、日米地位協定を抜本的に見直すときが来ている。 よって、本市議会は、市民の生命・財産と人権を守る立場から、日米地位協定の各条を全体的に見直すことについて強く要請する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                     沖縄県宜野湾市議会 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時05分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時05分) 本件については、質疑、討論、委員会付託を省略し、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより意見書第12号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 次に、日程第2.意見書第13号 住宅防音工事の助成区域の拡大等に関する意見書を議題といたします。 本件についても議会運営委員長をして朗読いたさせます。議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(伊佐敏男君) 意見書第13号。          住宅防音工事の助成区域の拡大等に関する意見書 政府におかれましては、米軍基地普天間飛行場問題解決のため、御尽力されておりますことに対し、深甚なる敬意を表します。 さて、同飛行場につきましては、沖縄県名護市への移設が表明されたにもかかわらず、その後、具体的な進展がないまま現在に至っております。先に、沖縄県が実施した同飛行場周辺の航空機騒音測定結果が昨年9月に提示され、その中で、特に本市は、住宅防音工事の助成区域外においても、環境基準値以上や夜間の騒音等が測定されており、沖縄県も嘉手納飛行場と同様に、航空機騒音が周辺生活環境に対し、大きな影響を与えていると指摘しております。 宜野湾市は、戦後55年間、普天間飛行場を中心としたドーナツ型の市街地形成を余儀なくされ、航空機騒音問題は、8万5,000余の市民の平穏な生活環境はもとより、病院、学校等における健康、教育環境を著しく脅かしており、看過できない由々しい問題であり、その解決は最重要課題であります。 よって、本市議会は、市民の生活、教育環境の改善及び住宅防音工事の助成事業の一層の充実を図るため、下記の事項について、早期実現できるよう強く要請する。               記 1.騒音測定調査による住宅防音工事の助成区域を拡大すること。 2.住宅防音工事の適用建築年月日規制を撤廃すること。 3.空気調和機器稼働費助成事業を拡大すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                     沖縄県宜野湾市議会 以上であります。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時09分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時09分) 本件については、質疑、討論、委員会付託を省略し、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより意見書第13号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 なお、お諮りします。ただいま可決されました意見書第12号、13号にかかる要請行動については、議会運営委員会をして閉会中、県内関係機関へ要請行動することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時11分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時11分) 日程第3.議案第93号 宜野湾市行政手続条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については質疑もないようでありますので質疑を終わり、併せて委員会付託も省略し、討論に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。          (「省略」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 討論もないようでありますので討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第93号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。
    ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時13分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時13分) 日程第4.議案第94号 宜野湾市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について、日程第5.議案第95号 宜野湾市社会福祉法人の助成に関する条例の一部を改正する条例について、以上2件を一括して議題といたします。 本件に対する質疑を許します。知念吉男君。 ◆24番(知念吉男君) 宜野湾市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例についての第1条中、「社会福祉事業法」を「社会福祉法」にということで、この「第13条第1項」を「第14条第1項」に改める。ということの提案でございますけれども、私が持っているこの例規集には、この第13条1項というところ、3項になっているのですけれども、これこのままでよろしいですか。1項は都道府県というようなことになっているのですが。 ○議長(天久嘉栄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(多和田真光君) お答えします。3月議会で、たしか条例改正を、一部改正を入れていると思いますので、それ御覧になってまた整理していただきたいと思います。間違いございません。 ○議長(天久嘉栄君) 知念吉男君。 ◆24番(知念吉男君) わかりました。差し替えられていないということで、議案94号については確認ということで終わりますけれども、95号について、少しばかり御説明をいただきたいと思います。議案の提案理由といたしましては、条例の母法の福祉事業法が福祉法に改正をされたということで、「第56条第1項」を「第58条第1項」に改める。というこの条例改正でございますけれども、この内容について説明の中で、これまでの措置から契約に変わるという御説明があったと思うのですけれども、もう少しこの内容について御説明をお願いしたいと思いますけれども、お願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時17分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時17分) 福祉部長。 ◎福祉部長(多和田真光君) お答えします。95号の条例改正との直接的な関係はございませんで、私どもこれまで認可された法人、例えば蒼生学園さんであるとか、そういうところに補助金を出す場合の根拠規定としてこの条例を設けております。今回そのために56条第1項を58条第1項と、引用条文が変更になったものですから、それを整理したいということでございます。 先程議員が御質疑の社会福祉基礎構造改革による措置から利用制度に変わっていくというのは、もう既に保育所関係で、これまで市長の措置権でやっていて、あなたはこの保育所にというものが変わっておりまして、保護者のまずどの保育所に入りたいという希望から先に入っていくという状況でございます。それからこれは介護保険との絡みでも御承知だと思うのですが、自分でサービスを選択していくと、それから身体障害者福祉法等についても平成15年度をめどに、その辺の整理がいま進められているという状況でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 知念吉男君。 ◆24番(知念吉男君) わかりました。今回のこの福祉事業法の改正は、国会では一括して去った5月29日に改正されておりますけれども、福祉事業法をはじめ身体障害者福祉法、それから知的障害者福祉法、児童福祉法、社会福祉施設職員等退職手当共済法、民生委員法、生活保護法、公益質屋法の八つの法律が一括して改正をされております。この中の一つとして、いま身体障害者福祉法の問題が部長のほうから出されましたけれども、平成11年度に宜野湾市におきましても障害者福祉計画が作られております。これに基づいて平成15年までの計画ですけれども、私はこの福祉事業法が改正される中で、これまで部長の答弁の中でも述べられていましたように、保育園の措置が契約と、それから介護保険もそういうふうになっておりますけれども、現在進められている介護保険法もこの中で事業者との契約になっていますけれども、基盤整備の遅れでいま養護老人ホームに入所できないと、希望してもできないというようなかたちでの状況が発生しておりますけれども、まずこの改正に当たりまして、これからの市民への福祉事業、特に身体障害者をはじめ知的障害者がこれまでどおりのサービスといいますか、措置が本当にこの改正によって行われるかどうか、現在の障害者福祉計画の進ちょく状況も含めまして、あと少しばかり御説明をお願いしたいと思うんですが。 ○議長(天久嘉栄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(多和田真光君) まず、措置制度というのは御承知のとおり、ちょっと言葉を変えて申し上げますと、お上からの施しでございます。しかしながら、戦後50年余たっておりまして、その辺の法的な最初の出口というのが、社会状況が違うということがまず基礎としてございますので、その辺も踏まえながらお互いそれを理解していかないといけないのではないかというふうに思っております。いわゆる個々にサービスを受ける市民、国民側からする、いわゆる自分の意思による選択権が確保されてきたという状況でございます。基本的なそういう流れの中で整理されてくると思うのですが、具体的に知念議員から質疑がございました介護保険の絡みからしますと、先だっての沖縄タイムスの琉銀調査部の報告等もございます。その辺で県全体での施設整備については、目標は達成しているものの、サービスを要求する側からの需要には追いついていないのではないかというような民間サイドからの見方もございます。これは、恐らくまた介護保険を利用なさっている方々、それぞれのマインド的なものもございますので、これから介護事業計画の3年等の中でいろいろとまた議論もしながら、よりよき介護保険制度というものが、また議論されてくるのではないかというふうに思っております。 それから身体障害者福祉法等についても、まだ私どものほうではちょっと先が見えにくい状況でございますが、地元、いわゆる直接市民との窓口である市ということからすれば、当然その辺の要求は福祉のサービスの後退ではないということは、これからも声を上げていかなくてはいけないだろうというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 知念吉男君。 ◆24番(知念吉男君) 私は、この改正に当たってちょっと懸念するのは、介護保険でもそうなのですが、個人個人の自分の意思による選択ということでありますけれども、現在でも身障者はじめ知的障害者、施設入所の待機者がいらっしゃると思うのです。希望しても入所できないというような状況のもとで、また基盤整備ができていない状況のもとで自由な選択と、とても介護保険と同様に基盤整備が整えられていないと、非常に福祉事業がこのままでは後退するのではないかということで懸念をするわけですけれども、まずあと少しばかり教えていただきたいのは、宜野湾市の身体障害者あるいは知的障害者を含めまして、この待機者、施設入所、現在のところはどういうふうになっているか、ちょっと御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時25分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時25分) 福祉部長。 ◎福祉部長(多和田真光君) お答えします。身障施設が現在41名入所しておりまして、待機者が2人でございます。それから知的障害者は135人が施設を利用しておりまして、待機が22名、平成12年3月末現在でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 知念吉男君。 ◆24番(知念吉男君) いま部長から説明がありましたように、宜野湾市においても身障者で2名、知的障害者で22名の待機者ということでありますけれども、こういう方々が平成15年までに選択をして、入所できるというような計画ですね。宜野湾市の11年度に作成されている福祉計画に基づいて、いま進ちょく状況としてどう進められているか、そこらあたりをお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(多和田真光君) お答えします。まず、一つ御理解願いたいのは、身障なり知的障害者なりの施設については、市のほうでの認可とか権限がないということを御理解願いたいと思います。これは、あくまでも県の計画、県全体の計画の中で進められていくわけでございますので、その辺からすると知的障害者施設等々についても、まだまだ不足という状況で県の計画にはございますので、その辺私どもの宜野湾市でそういう知的障害者の、例えば通所授産を開きたいという要望等もございますので、これから法人をつくっての話なのですけれども、そういう動きもございますので、私どもはそういう方々を支援していって、できるだけ地域で入所というよりも、通所で家庭と行き来しながら社会生活ができるような体制に持っていかなくては、いけないだろうというふうに基本的には思っています。 ○議長(天久嘉栄君) 知念吉男君。 ◆24番(知念吉男君) 宜野湾市の障害者福祉計画の中にもありますけれども、障害者と健常者がほんとに一体となって生活できる社会の仕組み、そういうものをつくるという点では非常にすばらしい問題でありますけれども、これまで部長が答弁された中でもまだまだこういう福祉制度、身体障害者をはじめ知的障害者等の基盤整備が県全体でも不十分というような状況のもとで、いまこういう福祉法の改正がなされてスタートするわけでありますけれども、やはりこの福祉事業法の改正に当たってのこれまでの基本理念、国、地方公共団体や社会福祉法人が福祉事業についてのこれまでの責務が、福祉サービスという事業所主体に指定されていくというような理念に変わりつつあるということが、これまでの福祉部長の説明の中でもうかがわれますけれども、そういう中でやはり基盤整備が不足しているという中で、これまでの措置制度が事業主体で、本人と事業者との契約でというようなことになりますと、これまで措置されていたこういう方々が入所できないと、あるいは所得によって入れないというような事態が生まれないとも限らないわけであります。介護保険の問題をとっても同じに、言えるのではないかと思います。そういった意味でこれから福祉法が改正されて、市民の福祉事業、福祉サービスがどのように変わっていくかという点で、私は市民の皆さんと一緒にこの改正の内容を十分に認識を踏まえつつ、これまでの身障者あるいは知的障害者の支援、サービスが、福祉事業が後退しないように私は進められるべきだと思うのですけれども、この改正に当たってこれからの福祉事業、市としてこの改正に当たって福祉計画にもうたわれているような内容でできるのかどうか、この方法も一緒にもう一度御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 福祉部長。 ◎福祉部長(多和田真光君) お答えします。まず、福祉、やっぱりそれだけ高福祉のためには高負担ということ等もございますので、財政問題等も含めながら一緒にやる私どもの諸福祉計画というものは、推進していかなくてはならないというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 知念吉男君。 ◆24番(知念吉男君) ぜひ身障者、知的障害者を含め、福祉行政が後退のないようにお願いをしたいと思います。 市長に御答弁をお願いしたいと思うのですが、これまで部長が御答弁もありましたように、平成15年からですか、2003年から実施される身障者、そして知的障害者の事業所との契約制度、支援制度に変わる、導入によって行われる事業について、いま基盤整備の面で非常に遅れているということがありますけれども、そういう問題を介護保険の制度と同様、全県の市長会、全国の市長会、そして県への要請としまして、市長としてこういう福祉行政の後退を招かないように私は取り組んでいただきたいと思うのですが、市長の御答弁を、御見解をお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時34分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時34分) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) おはようございます。ただいま御指摘がありますとおり、また御質疑に福祉部長がお答えしたとおり、福祉はいささかも後退があってはならんと考えておりますので、制度改正によるむしろ前進というのが、あるべき姿だと考えております。それに努力してまいります。 ◆24番(知念吉男君) 福祉行政がこの法改正によって後退をしないように、市民の福祉行政を前進させる上でも、ぜひとも頑張っていただきたいということを要望いたしまして、終わりたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 進めてまいります。 本2件については質疑も尽きたようでありますので質疑を終わり、併せて委員会付託も省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時35分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時35分) 議案第94号に対する討論を許します。          (「省略」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 討論もないようでありますので討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第94号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第95号に対する討論を許します。          (「省略」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 討論もないようでありますので討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第95号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第6.陳情第45号 県産品の優先使用についてを議題といたします。 本件については、説明、質疑、討論、委員会付託を省略し、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより陳情第45号を採決いたします。本件はこれを採択することに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、本件は採択されました。 日程第7.認定第1号 平成11年度宜野湾市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 少しばかり、もう少し詳しく説明をお願いしたいと思います。31ページの給水収益のほうで予算額が、決算額のほうで3,970万円ですか、減になっておるのですが、それについて、その原因等についてもう少し詳しく御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。給水収益のほうで3,970万1,400円ですか、この分の減でございますが、まず私ども当初予算計上した場合に、過去5年の伸び率を見込んで計上していったわけでございますが、実績においてはこのようになっている次第でございます。そこで、当初は供給単価1立方当たり202円55銭ということで見込んでいたわけでございますが、官公所とかその他団体、営業用等も含めてでございますが、その給水量が減少していったということで、決算においては1立方当たりの単価199円98銭ということで、当初見込みよりは2円57銭の減額になってきたわけでございます。そういうことで今回3,900万円余の減ということになっている次第でございます。以上でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) そこで、いかがなものかなということなのですが、いま局長の説明によりますと当初1立米当たり予算書では202.55円ですか、1立米その単価であると、しかし決算書においては199円の単価だということなのですが、非常にかなりややこしいのですが、単価の差によってかなり開きがあるということの御説明かと思いますが、やはりその辺わずか1円だという、2円ですか、の感覚で約4,000万円近くの開きが出るという点なのですが、その辺等、予算等のつくり方においてもっともっと詳しくする必要もあるのではないかという点と、いま当初の給水量と決算の給水量の場合、した場合は約6,000立米の減がありまして、これを単純に計算にかけても、決算と、その202円とした場合の計算した場合に2,600万円余りも開きがあるものですから、これは一概に単価だけのものだというふうに解釈してよろしいのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。当初給水量1,024万2,857立方を見込んでいたわけでございます。それが単価202円55銭ということでございましたが、決算で給水量が1,017万6,168立方ということで、その差が6万6,689立方の給水量の減になったわけでございます。当初単価見込みと実績において2.57円の差が出てきたものですから、このようになっているわけでございますが、当初の見込みと実績でのその差がこういうふうになってきたということは、やはり先程申し上げましたとおり官公所、その他団体、営業用等の需要がなかったということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 単価の差でこう開いて、需要がなくてそうなったという減ですが、あと1点だけちょっとお願いしたいのですが、水道使用料についてなのですが、当宜野湾市においては2カ月に1回検針というかたちで行われているかと思いますので、その方法でした場合に領収書等をちょっとひっくり返してみたのですが、この決算書にも多分このように集金方法は行われているかと思いますけれども、1世帯である場合は2カ月に1回検針ですので、仮に30立米以下使った場合にはその料金が違います。しかし、2カ月に1回検針の合算で計算した場合には、仮に25立米、25立米使った場合には50立米になります。その場合の皆さんの集金方法というのは、2カ月に1回の検針で50立米に関しての集金方法は合算した計算であるのか、それを2分の1で割って掛ける2で計算しているのか、どちらの方法で集金は行っているのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。本市全体を含めまして、A地域、B地域ということで、A地域が偶数月、B地域が奇数月ということで検針を行っておりますが、2カ月に1回の検針ということでございます。この検針も毎月20日を基準で締めている関係で、これは合算でございます。つまり30立方使用したとするならば、その2分の1、1カ月当たり15立方とか、そういうふうになる計算になるわけでございます。以上でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 合算であれば、2カ月に1回の検針、2カ月に1回の集金ですから、そのようにはならないと思うのです。仮に3月に25立米使います、そして4月に25立米使います。両方合わせた50立米を2カ月に1回検針しますので、銀行口座引き落としに関しては30立米以上の単価で計算されていると思うのです。しかし、本来ならば割る2分の1であれば、31立米以上であれば単価200円なのです。しかし、これが50立米を割る2分の1で計算した掛ける2であれば、1立米当たり190円なのです。そういうふうに差が開いてきているのです。1点目です。いま局長のほうで合算と言っていますが、合算ですので、銀行口座で引き落とせる家庭に関しては、すべて2カ月の使った水道料がそのまま単価に出ていると思います。だから、毎月例えば15立米使う家庭は、これが実際単価は9立米から20立米の単価で計算されているのではなくて、2カ月分を合計した30立米以上の高い200円で計算されると思います。領収書があるから間違いないと思います。 そしてあと1点目です。次に、あと1点目は、仮に3世帯ないしだいたい5~6世帯のアパートに関してなのですが、これも合算で行われていると思いますが、親メーターと子メーターがある場合に、これが連結方式の場合にどのようにこれも検針し、集金が行われているかということですが、その点について御説明をお願いいたします。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。アパート関係につきましては、連合専ということになりまして、子メーターにおきましては、やはりそのアパート入っている方々が負担しているわけでございます。親メーターと子メーターとの差額が出てまいりますが、その差額におきましては、つまり大家さん、親メーターの所有者、家主がその差額分は負担するというふうにしているわけでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) もう一度詳しく説明していただきたいのですが、親メーターと子メーターがあって、差額に関しては家主が負担しているということ、間違いないですか。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。そのとおりでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) ちょっと本員、誤解している。要するに親メーターと子メーターがある場合、親メーターの合計のほうで集金をしているということですよね。その点まず確認をお願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。そのとおりでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) そういうふうに3世帯ないしだいたい10世帯ぐらいのアパートで、連結方式で親メーター1本で子メーターがあるにもかかわらず、集金した場合にどのようになるかといいますと、極端な言い方をすると、5世帯アパートで仮に10立米ずつで使った場合、一月で50立米になります。そして2カ月で100立米になります。そうしたら、本来ならば基本料金以下で済む料金のはずが100立米になりますので、また単価がこれも倍になってしまうのです。そういう意味で集金されているというふうに理解されてよろしいわけですね。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時50分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時52分) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) 大変失礼いたしました。水道の検針におきましては、今日まで2カ月検針ということで随分定着してきているわけでございますが、使用水量におきましては2カ月置きに検針をし、その2カ月、2分の1で毎月の使用水量ということでいま計算しておりますので、このとおりまたずっと継続していきたいという考えも持っておりますが、中には他市におきましても2カ月検針から1カ月検針に変えたとか、そういうこともいま聞いておりますし、この検針におきましては、今後十分研究する必要があるなというふうには考えているわけでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 局長、そういうことでなくて、やはり合算方式で行われているということは、そのような検針方法については、現在まだ改められてはいないというふうに理解してよろしいわけですよね。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。まだ2カ月検針でございまして、そのほうは改めていないわけでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) そうしますと、やはり3世帯、そして1世帯等の家主というのですか、そういったところ非常に常日ごろよりやっぱりちゃんとした水道料金でなくて、かなり高めで払っているということなのです。わずかでありますけれども、結構な金額になるものですから、本人が持っている領収書で計算した場合に2カ月検針でだいたい1,500円から2,000円の開きがあるのです。ずっとこのケースがあって、そうすると1年間に約1万円も差がついてしまったなと、この正式料金といまの集中検針で、それが1点目と。 そしてもう一点お伺いいたしますけれども、いま1家庭、3世帯から10世帯のアパートに関してはこのような方法であると、じゃ次に連結方式ではなくて集中検針の場合、集中検針した場合には役所の親メーターというのですか、これがありまして、これから受水槽に行き、それからタンクに行き、そしてタンクのほうから中高層ビル、大型店等におきましては1家庭、1家庭にメーターが来ます。間違いないと思います。その中で子メーターのものを1カ所に集めてみるようにして、便利に検針ができるようにしたのが集中検針だと思いますから、そういった中高層のビルを見る場合は親メーターを見るのか、集中検針のメーターを見るのか、どちらを見て水道料金は集金するのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。アパート関係、つまり連合専、そういうことでございますが、子メーターについていた場合、やはりこれは子メーターの水量でもって計算をしているわけでございます。そしてさらに親メーターとの差額が出てまいるわけですから、その差額分におきましては親メーター、つまり所有者、大家さんが支払いするというふうになるわけでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) そうしますと、では局長、答弁では集中検針に関しては、いま親メーターと子メーターに差が出てしまうのだと、差が出た場合の差額というのは、いま家主さん、そして借りている御本人、2カ所に集金の請求書は出しているというふうに、じゃ理解してよろしいわけですね。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。子メーターの分については2カ月検針ですから、その検針を終わった段階で、子メーターの使用水量においてはアパートを借りた方々に請求をするわけでございますが、これが何カ月か経過して、やはりどうしても親メーターと子メーターとの差額が出てまいるわけですから、その段階でその差額分は親メーターのほうから徴収していくということでございまして、両方に請求をいたすということではございません。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) もう少し簡潔に、集中検針の場合では子メーター、水を使った本人から集金をする、そして家主からも集金をしているというふうに理解してよろしいわけですよね。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) 先ほども説明申し上げましたが、差額分だけは親メーターの方から請求するということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 要するにいま差額分は親メーターから集金しているということは、水道の契約に関しては親メーターをつけている家主さんとのまず契約が1カ所生まれまして、次じゃ使う、家を借りている方とも子メーターの契約をしていると、契約が二重にあるというふうにアパートに関しては理解してよろしいわけですよね。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。親メーターだけの分を計算するわけでございますが、やはりその子メーターが入った分においても子メーターの分を何世帯か合算して、親メーターと一致しない場合がございます。その差額分だけが親メーターのほうから請求するということでございまして、両方いろいろこんがらがっているかもしれませんが、いま差額分だけのほうは親メーターから請求するということです。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 親メーターと子メーターの差額分だけを家主さんから請求するということなのですが、じゃ次にちょっと掘り下げまして、なぜ一戸建ての場合は親メーターがありまして、そして使う本人から、まずメーターには差額は出ないと思うのですが、連結方式と変わりまして、集中検針の場合なぜこう差額が出ないといけないのか。先ほど連結方式であれば、親メーター、子メーターあるにもかかわらず親メーターだけを見て集金をするというふうなシステムにしているということですので、なぜ集中検針の場合、親メーターと子メーター、あるいは差額分が時たま出るのか、その点はなぜでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。アパート関係におきまして、やはり漏水とかそういうのが出てまいるわけでございます。つまり仮に10世帯入ったとした場合に、その分から集金してもどうしても親メーターとの差が出てくるものですから、その差額分ということになるわけでございまして、これを子メーターあるいは親メーターとの関係におきましては、いま水道におきましては、親メーターの検針の中からこれを徴収しなければいけない、そういうことでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) もう少しですが、なぜ親メーターと子メーターに分かれて差額が出るかということをいま御質疑しましたら、部長の方で漏水と言っておりますが、こういった集中検針の場合は漏水があるから親メーターと子メーターの合計は合わないというふうに計算してよろしいのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。
    ◎水道事業管理者(米須清信君) そのとおりでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) じゃ、この漏水した差額分に関しては家主さんが支払っていると、じゃ連結方式と普通の一戸世帯の場合は漏水があっても、そのまま設置者そのものであるということで、じゃ間違いないですね、その確認だけです。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) 間違いございません。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) いま29番とのやりとり、まだちょっとわからないので、もう少し説明いただきたいのですが、集中管理をしている、そういうアパート等については直接入居者との契約があるし、それからタンクの前に親メーターがあって、その親メーターについてはアパート等の所有者と給水契約が結ばれている。ということは、一つの建物の中で二つの契約がされていると、こういう考え方でいいのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。二つの契約ということではございませんで、親メーター所有者と水道との契約でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 両方から検針、集金をするということは、消費者が両方にまたがるわけだから、契約しないのに皆さんは差額だ何だという、そういった差額分の請求とか、それに対して契約がない中で家主さんはその差額分を支払うと、そんなやりとりを本当に現実にやっておられるのですか。理解できない。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。親メーターがありまして、大家さんはつまり個々のアパート入居者のほうからも水道料金を徴収して納めるというかたちをとるわけでございますが、そこにはどうしても差額等が出てくるものですから、その差額分は親メーターのほうで、支払いしていただくというふうになるわけでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) ちょっと整理をしたいのですけれども、集中検針システムをとったと、個々にメーターがあって、タンクからそれぞれの供給管でもって給水するアパート、これは最近というか、後から。いまやりとりをしている差額の問題やら煩わしさ等、いちいち大家さんが集金をしたりと、いろんなものに煩わしさがあったので、それを解消しようということで集中管理検針方式、メーターをそれぞれつけるような、設備をするにはかなり高価になってしまうけれども、こういうものに改良しているのが最近だと思うのです。ところが、古い建物についてはそうではなくて、一つのタンクから流れていって、親メーターとの契約で皆さんされておる。だから、皆さんはいちいち使われている入居者からの集金はしなかった。契約も何もないから、する義務もないわけですから、家主さんから請求すればよかったのです。だから、これ二つあると思うのです。いま後で話した新しいシステムで高価な設備をしながら、その給水方法というのは入居されて日ごろ利用されている方とも給水契約を結ばれている、それからアパートの所有者とも給水契約というのがされて、そうでなければおかしいと思うのです。その確認をしたいのです、だから。そういったものはされているのですか。古いほうの親メーターとの契約であれば、そういう方法も残っているかとは思うのですが、それは一つの契約でいいかと思うのです。入居している人とは供給契約なくてもいいと思うのです。ですから2カ所、方法として二つあると思うのです。そういう理解でいいですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時06分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時09分) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) たびたび申しわけございませんが、以前建築したものと、また新しい建築との関係といろいろございますが、新しく建築された場合は親メーターは市のほうに、水道局のほうに給水申し込みをされて、そのようにやるわけでございますが、いま具体的内容につきまして、うちの総務課長からちょっと詳しく内容を説明させたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局総務課長。 ◎水道局総務課長(米須清仁君) 御説明申し上げます。まず、集中検針方式と連合専、この点について違いを説明申し上げたいと思います。まず、集中検針につきましては、個々のメーターを検針して、そして親メーターも検針してまいります。個々のメーターを検針して、おのおのの分については借家人から料金を徴収し、そして親メーターと子メーターの合計の差額分については、家主から請求しております。そして連合専につきましては、まず親メーターは、これは市のメーターです、連合専については。子メーターは、これは家主のほうが管理をしております。我々のところは親メーターだけ検針をいたします。そして子メーターについては、この世帯数に応じて均等に使用したものとして料金を計算をして、この家主から取っております。そういうふうなシステムになっております。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) まだわかりにくいのですけれども、集中検針方式は何度もお聞きしているように、そういう建物については家主と入居者、両方と契約をしていると。何度も確認しているのですが、そういう理解でいいのですね。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局総務課長。 ◎水道局総務課長(米須清仁君) お答え申し上げます。集中検針盤については、家主とまず契約をいたします。親メーターと子メーターの差水量の問題ございますので、そういった契約をいたします。家主と水道局です。そして入居者ともまた同じように給水契約を、両方と契約をしている状況です。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) いまはっきりしましたので。普通一般の消費者考える場合に、直接消費者、利用者側と契約するのが当たり前ですよね。いまこうやり方見ていると、親メーター、私はこれ無駄なものではないのかなと。せっかく集中管理方式にして、高い設備をして、直接消費者と契約、市民と契約できるようになっているのに、別個に親メーターを設けて、そこに差額分までつくって、両方と契約して、その差額分を家主さんからいただくというのは、どうも無駄なことをしているように思えるのです。何の意味があるのでしょう、これは。親メーターをつけなくてもいいはずです。つけなければいけない法的なものがあるのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時15分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時16分) 水道局総務課長。 ◎水道局総務課長(米須清仁君) お答え申し上げます。集中検針のものは、まず親メーターをつけます。法的に親メーターまでが水道局の管理です。親メーター過ぎてタンクに行ったら、これは個人の管理になりますので、それは漏水とかいろんなのをやるとどうしても家主が管理しなければいけないということで、子メーターだけで料金を取りますと、このタンクとかいろんな管理がおろそかになりますので、そういうことで管理を徹底させるためにも、やはり親メーターと子メーターを設置をして、その差額分はどうしても差額分として徴収しないといかんというふうな状況でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 管理のために親メーターを設けて、無駄に見えるようだけれども、必要だということを課長も言いますけれども、そうしますと集中検針システムをして、そのメーターとトータルが親メーターとは一致しないのが当たり前だという考えのようなのですけれども、そうだとするならば最初から差額は出るものだというかたちになりますけれども、じゃその契約の内容で親メーター、家主さんと契約をするのですけれども、家主さんと契約をするのですよね。これは営業用になるのですか、それとも一般家庭用になるのですか、その1点。 そして家主さんから請求する場合には単価は何を、どこにおいてやるのですか。10世帯であれば10世帯分の立米になりますよね、合算。当然これが親メーターの数字にあらわれる。そうすると、当然ながら皆さんは逓増制をとっておられるから、単価はまとめたかたちでメーターを見ていくということになると、高い単価でもって請求をするということになると、家主さんは大変な高い水道料金の請求をされていることになります。当然ながらこれはいま言う子メーターというかたちのものとの差額というのは、金額でいけば大変な額になってしまいます。そういう方式で、いまやられているというふうに理解していいのですか、どっちですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時19分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時19分) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。家庭用はあくまでも一般家庭のものでございますが、アパート関係になりますと営業用を適用してやっているわけでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 利用されているのは普通の家庭という、そういう内容で利用されていて、営業用で単価をはじかれたのでは、いいですか、家庭用と営業用では単価でかなり差があるのです。ただ単なるさっき言った逓増制をとっているというだけに、さらに高額な単価の営業用で水道料金を計算している、この点間違いないのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時20分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時21分) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。中高層建物における各戸の検針ということで、いま契約書のほうをお持ちであると思いますが、各戸給水、個別の水道使用者との契約、あるいは営業用との関係がございますが、アパートにおきましては、やはり申請の段階で営業用ということになった場合に、申請した場合に、この場合は全体の営業用を計算されるわけでございますが、その中でもやはり一般家庭、アパート入居者が入るわけでありますので、その段階ではまた栓の給水管の新たなそういう管の配置、そういうのが出ておるわけでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) さっぱり説明がわけわからない。私、確認しているのです。私がお聞きしたとおりにされているとするならば、大変な額のアップの水道料金を、皆さんはいただいているのですよということを確認しているのです。そうなるのではないですか、皆さんの制度からいけば。逓増制で料金を、単価を上げているということは、たくさん使えば使うだけ単価が高くなるシステムをつくっているわけでしょう。1人ひとりの世帯は10立米ずつ仮に使ったとしたら、5世帯あったらこれ50立米になるではないですか。20立米までの単価と、皆さん幾つかに分けているではないですか。9立米から20立方まで、21立方から30立方、31立方以上と3種類、これは家庭用の場合に。この三つを見た場合でも20立方までは180円、30立方までは190円、31立方以上は200円というかたちになっているでしょう。ですから、こういうまとめた額になると、家主さんとの契約は当然タンクに入る前の親メーターで見るということになると、大変な使用料になるわけでしょう。31立方以上になるのは当たり前ではないですか、これは。それで集金をするのだったら、それは子メーターとの差額というのは、ますます料金でいけば大きくなるのは当たり前でしょう。 しかもそれだけではなくて、皆さんはこれを一般家庭用の扱いではなくて、しかも営業用扱いをしているといま答弁されたのです。営業用ということになると、さらに31立方以上にもいちばん少ないので210円、そして31から100立米までが230円、101から500立方まで250円、501立方以上は270円という単価になっているのです。それがいま5軒や10軒のアパートではなくして大きな高層のマンションも建っているのです、これは。大変な額になってしまうのではないですか、これ。こういったものを配慮しないで料金を取ったのでは、これは一番まずい水を飲ませて、一番高い料金を取られているのは宜野湾市だと、いままでさんざん言われてきたではないですか。こういうことではたまったものではない、これは。住んでいる方は、お互いと何も変わらない一市民なのです。一般家庭としてあそこに入居されているのが、なぜ営業用で水道料払わなければいけないのか。そのままで通されたらたまったものではないです、これ。わかっていながらそういう集金の方法をとっているというのなら、とんでもない話です。先ほど28番議員が2カ月検針をするだけでも差額が出ているよということは指摘があったわけでしょう。それだけでも差額が出るのです。そういうふうにされているというのでしたら、これは大変な問題ですから、これを改善するか何らかの策を打ってもらいたいと思うのですけれども、どうですか、研究する必要があると思うのですが、見解をどうぞ。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。家庭用におきましては、8立方が基本料金ということで950円でございます。9立方から20立方まではおっしゃるとおり180円、あるいは31立方以上は200円というふうになるわけでございますが、いまこのほうは2カ月に1遍の検針ということでございます。そのようにいまやっておりまして、これをいまおっしゃるような大きな負担というふうになりますと、これは非常に問題かと思いますが、いまこのように計算されて今日まで来ているということと、さらには営業用におきましてはアパート関係におきましても申請の段階でのそういうことがありますし、あるいはまたその入居者におきましても一般家庭扱いの分もございますし、そのほうはずっと今日まで続いているわけでございまして、もしこれがおっしゃるような指摘事項、そういうことがあるとするならば、もちろん私ども十分研究をしなければいかぬというふうには思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) いまいろいろお聞きをして、皆さんの説明を受けて、そのようになっているということは事実なのでしょう。間違いないことではないですか、皆さん。差があるならばというのは、皆さんはその仕事に携わっていて、どんなに差が出るかぐらいは、よく御存じでしょう。素人の議員のお互いの立場では細かい数字はわかりませんけれども、ただこの単価表を見るだけでも、これだけの差額というのは大変なのです。豊かになって水の使用量だってばかにならないです。昔は湯水というぐらいただに近かったかもしれませんけれども、このような状況になって、あるとするならばという表現では困るのです。現実にそうされているということなのだから。 じゃ、もう一つ伺いますけれども、新しいアパートであれ昔のアパートであれ、下は店舗、2階、3階、4階、5階は一般のアパートとしましょう。これの場合は家主さんとはどういう説明をして、1階が店舗だから、これは一般家庭用ではないから、店舗とみなしてすべてを営業用とみなしますと、この店舗分について皆さんが別の栓を設けるならば、上は一般家庭用にしますと、そういうような説明は十分されての契約なのですか、どっちですか。これだけ差額ありますよということは説明されているのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。店舗の場合はその分においては営業用ということでございまして、アパートの一般家庭の皆さんの分におきましては一般家庭用で適用されているということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 当然そうすべきだと思うのだけれども、親メーターを対象に皆さんは契約をされているわけでしょう。だから、これはどの、一般、営業と最初おっしゃったではないですか、皆さん。家庭用ではないのだと。どちらですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時31分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時31分) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。どうも舌足らずかなと思いますが、申請の段階でアパートの一角の店の部分は営業用で現在やっておりまして、それから上のほうの民間家庭分、やはり親メーターからは分岐して一般家庭用で適用するということでございます。          (平安座唯雄議員「分けられていればいいのです。分けられていない場合はどうするの」と呼ぶ) ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時33分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時33分) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) この問題は、大変難しいのです。私、過去にやり合って、いろいろ改善してもらったつもりでおったのだけれども、先程来の説明を聞いておって、とんでもないことを、まだやっておるのかということなのです、正直な話。ですから、いま分けられているのならば、まだそれでいいのかもしれませんが、分けられていないアパートが結構あるのだろうし、そういったものに対して何にもしないでわからないままに、結果的には家主も大変だけれども、下に店舗を持っているために分離されていないアパートとしましょう。下は店舗、2階、3階に住んでいる人はわからないで入っているのです。それを家庭用ではなくて営業用で取られたのではたまらないのです。しかも、全部プールにした中で使用量を決めて、それで単価を持っていかれたら困るわけですから、そのあたりも問題があるとするならば、ちゃんと整理をして、不公平が出ないようにひとつ努力してもらいたいなと、こういうことです。 ○議長(天久嘉栄君) 水道局長。 ◎水道事業管理者(米須清信君) 先ほども申し上げましたが、まだそういったものがあるところにおきましては、やはり分岐するように、そのように大家さんに指導していきたいというふうに考えております。 ◆30番(平安座唯雄君) あとは建設委員にお任せします。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 進めてまいります。 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ○議長(天久嘉栄君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時35分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時45分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 日程第8.認定第2号 平成11年度宜野湾市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 時間が食い込んでしまうので、本当は午後からにしていただきたいのですけれども、中途半端な運営だなと思っておりますけれども。一般会計の歳入歳出決算について、まず当局の考え方から聞いてみたいと思います。平成11年度決算に係る主要施策の成果説明書というのがありますけれども、この成果説明はどこでどのようにまとめられたのか、そしてそれを発表するに当たり、議会に提出するに当たって庁議とか、あるいは部長会議とか、いろんなあるいは課長を入れたところで成果の取りまとめができているのか、その辺ちょっとプロセスについて説明していただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 企画部長。 ◎企画部長(崎間興政君) お答えいたします。主要施策の成果に関する説明書の調製については、企画調整課が窓口になっております。作成に当たりましては、各部から資料を収集しまして、それを製本をしてございます。その場合に、決算につきましては時間的な問題もございませんで、主要な項目だけ調整会議には、かけてございます。成果に関する報告については間に合わないということで、これは議会の場でお配りをしているという状況でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 全体的には庁議あるいは企画のほうでやっているという話ですけれども、これは庁議にもかけているわけですか。 ○議長(天久嘉栄君) 企画部長。 ◎企画部長(崎間興政君) 庁議にはかけてございません。そのかわり各部から資料を収集しまして、製本をする段階で各部に確認をして製本してございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) そうしますと、例えば1ページの決算の概要がありますけれども、その決算の概要の中でいろいろと監査委員からの指摘等々もありますでしょう。そういった問題について、どこで反省をして、この施策について、あるいは予算全体についてこうしなければいけないということを、どこで反省したり、あるいはどこで次年度に向けて、例えば起債制限比率の増減について、あるいは公債比率の増減について、そういったことを全体的にどこで議論を皆さん方やっているのですか。ただこれは数字が示しているだけで、企画の財政課のほうから上がってきたものをただ数字で示して、それを書いて議会に配布したというだけなのですか。それ議論しているところがあるのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時49分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時49分) 企画部長。 ◎企画部長(崎間興政君) 決算の概要については、これは普通会計ベースでここで記載してございます。これは、決算統計、6月から7月にかけてこれが始まりまして、その総括の中でこういった数値が出てまいります。それの活用につきましては、決算での議論というものは正直申し上げて、これはやっておりません。ただ、これからのまた予算編成に向けての財政計画であるとか、あるいはまた次年度の予算編成に向けての、そういった基礎的な数値として活用しているということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) そうしますと、3月の年度当初で予算を編成したものが、私ども市民のためにどのような効果が出たか、あるいは市の財源全体、自主財源や、あるいは依存財源等々について予算編成した後については、ただシートが出してくる数字でもってそれを配布しているというだけであって、それについて皆さん方は、何ら反省は一つもしていないということで理解していいのですね。 ○議長(天久嘉栄君) 企画部長。 ◎企画部長(崎間興政君) 決算については大変大事なことでありますので、全くのこれはでき上がって議会にただ認定に付すだけということではございません。やはり私たちは決算統計を通して宜野湾市の財政状況というものが、どういう傾向にあるのかというものについて細かくこれは分析をいたしまして、その中で将来の財政見通しの中で財政計画を策定するなり、そういった将来見通しの中で私たちは財政を運営しているということでございます。また、この決算状況についても予算、決算通して、これは自治法に基づいて年2回市民のほうにも財政公表というかたちで、それを公表してございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) そうしますと、まずこれを参考にしているということであるならば、例えば公債比率が14.1%、前年と比べて約0.6%増している、それから起債制限比率が11.1%で前年より、これも同じく0.3%増となっている。これは決算概況の中では、経常経費の節減はもとより投資的経費においても必要性を厳選し、より健全な財政運営を図る必要があるとされている。そのことについては、厳しい財政状況であるということについて、皆さん方その議論はやっていないということではないですか。やっていますか。 ○議長(天久嘉栄君) 企画部長。 ◎企画部長(崎間興政君) 経常収支比率については、人件費の0.3カ月カット等がございまして、若干是正はされておりますが、借入金との関係ではある程度伸びがあって、今後もまた伸びが予想されるわけでございます。こういう起債等の財政運営に当たっては、大変厳しく受け止めております。そして今後とも公債比率の軽減に向けて、努力をしてまいりたいという考えでおります。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) いま部長が答弁しているのは、ごく当たり前のことであって、また本員が聞いているのは庁全体で、役所全体でその問題に対して議論をし、あるいはそれに対してどう取り組んでいくかという、例えば自主財源の確保についても、どう取り組んでいくかということを庁全体で話し合いしたことがあるかということ、それを聞いたらないと言っているわけだから、これはいま部長が答弁しているのは、部長の考え方だと思うのです。これは反省させたいとかいうことは。本員が聞いているのはそこではなくして、全体としてどう取り組んできたかということを聞いたら、それは取り組んでいないと言っているわけだから、取り組んでいないということはその反省のうえに立っていないということ、反省の議論はされていないということではないですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時54分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時54分) 企画部長。 ◎企画部長(崎間興政君) お答えいたします。財政状況についての全庁的な学習会、これにつきましては平成10年度に1回やりました。その後そういった全庁的なかたちはやっていませんけれども、行政改革の幹事会等で精力的にそういったまた財政についての勉強会をしてございます。今後また全庁的なそういった学習会については機会をつくって、ぜひまたやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) あと一度確認しておきたいと思います。すべての予算については監査を通ってくるわけです。そしてまた監査委員から皆さん方に対しては、指摘等々があるわけです。これにも若干出てきますけれども、監査の指摘されているところも、監査委員からの指摘状況もたまには議員のほうにも配られていますけれども、そういったもろもろの問題を受け止めて、そうしますと皆さん方、監査委員から指摘されたことについては、どういうふうに反映されているか、それもされていないということになるのではないかというふうに思いますけれども、いかがですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時56分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時56分) 企画部長。 ◎企画部長(崎間興政君) 監査につきましては、その監査実施の中で各部講評とか、あるいは決算にかかる業務の中で呼ばれまして、それなりのまた指導はされているという状況はございます。それと、意見書につきましては、それは各部配布をしまして、それぞれの部に関係するものについては、それぞれ学習するなり検討をされております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 各部、それじゃこの中から一つだけ抜き取って皆さん方に質疑してみたいと思いますけれども、例えば皆さん方の決算の中で出した資料の中で、基金運用状況審査意見書の提出、これは監査委員から出されているやつなのです。8月30日に。この資料の、別の資料にもありますけれども、まずそういうことを指摘されているということであるならば、このページの10ページのほうに、例えば10ページでなくてもいいです。賃金について例えば節別に質疑しますと、宜野湾市の全体の7節の賃金について、これはもう毎年上昇しているわけなのです。それについて細かく皆さん方、どうあったほうがいいということで議論したことはありますか。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。賃金等について、全体的な議論はしてはおりません。ただ、総務部として賃金のヒアリングを含めて御指摘のある点については話し合いを持っていまして、できるだけ賃金等を含めて抑制する、あるいはただし、どうしても職員を増やせない分、定数でどうしてもカバーできない分は、これは財政とも協議をしながら増やさざるを得ないというふうな議論は財政当局とやっております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 財政当局との個々の詰めは、やっているということであります。それはそれの方法としていいでしょう。 ただ、そういった問題について、決算について私は皆さん方は、当局も相当おろそかにしているのではないかなという感じしているわけです。この決算というものを。ただ、当初予算で250~260億円予算をつくって組み立ててあれしたときに、その成果等を皆さん方、それを決算で出すわけなのですけれども、その決算というものが市民に対して私どもの税金がどれだけ投入されて、その投入されたものがどれだけ市民に対してプラスになったか、向上したのか、福祉面でいうと幾らの福祉面の向上をしたのか、あるいは道路面ではその指数もちゃんと出ていますけれども、それをやっぱり全体的にとらえて、その中で来年度について、あるいは再来年度について、あるいは財政について長期展望というものを図っていかなくてはいかんというふうに本員は考えるわけなのです。私は、決算だからこそ大変重要だと思っているわけなのです。そこから新しいものが見えてくると思うのです、施策についても政策についても。その辺をいま当局は、お話を聞きますとちょっとおろそかにしているのではないかなという感じしてならないのですけれども、それはそれとしていいと思います。 ということは、これはもろもろの問題について私は市長の考え方、あるいはこれは市長というよりやっぱり内部を預かっている助役の責任が重大だと思うのです、この内部の体制の問題については。これは助役、今後この決算等についても、もう一度やっぱり考えて、全体的に取りまとめてどうしていくというお考えがあるかないか、御見解をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時01分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時01分) 助役。
    ◎助役(宮城章君) お答えいたします。確かに先程企画部長が答えたとおりで、全体的な場で反省し、そして次年度への予算編成へつなげるという議論がなされていないということでございます。それを議員の指摘ございますので、早速、決算の内容を議論する場を設けて、次年度の成果につなげていきたいと考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) ぜひひとつ、こういうふうに決算だからこそやっぱり大切にしていただいて、そして次々反映させていただきたいなというふうに希望を申し上げておきます。 そこで、成果説明の中でまず土地開発事業の中で、TMOによる予算を私どもは平成11年度、皆さん方に了解してきたわけなのですけれども、何か話によると当初の融資計画等々が全部違ってきて、融資計画が全部狂ってきている、あるいは計画自体もそう変更されてきているというふうに話を聞いていますけれども、これは間違いないですか。どのように、例えば融資先とか、あるいは融資金額とかいうものについて変わってきているのか、例えば制度の活用について、高度化資金の活用についてその辺が違ってきているのか違っていないのか、御答弁願いたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時03分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時03分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(石川幸栄君) お答えを申し上げます。高度化資金も含めて融資活用については、基本的には変わっていないというふうに理解をしています。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 基本的には変わらない、もちろん制度自体の活用については変わらないと思うけれども、計画全体について融資金額とか、いろいろなものに変更がなかったですか。全く最初の計画どおりなのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時04分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時04分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(石川幸栄君) お答え申し上げます。当初計画の中で、全体計画の中で中心市街地活性化、特に普天間地域の旧役所跡地計画してきたわけですけれども、当初計画が9億2,000万円だったと記憶しております。その後は、事前診断あるいは本診断を受ける中で資金計画そのものが大変大き過ぎるということもあって、7億9,000万円まで本診断の中で圧縮しなさいということもあって、高度化資金も含めて全体的な資金計画そのものは下がってきているということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 変更もされたというふうに聞いておりますけれども、いかなる理由だったのか、その辺も後で一般質問とかいろんなものでお聞きしていきますけれども、ショッピング、市街化のTMOがやるものについて、これは落札、工事、別のあれなのですけれども、落札はしたと思うのですけれども、この落札は予算内での落札なのか、それとも落札ができなくてネゴシエーションにしたのか、その辺はどういうふうになっているか、その経過についてちょっと説明願いたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(石川幸栄君) お答えを申し上げます。TMO事業の入札につきましては、当初、入札をしたということがあるわけですけれども、落札しなかったということもあって、最終的には若干材質といいますか、の見直しもやりながら再入札をしていって落札をしたということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 宜野湾市は大株主ですから、これにかかわる入札関係の資料を提出していただきたいのですけれども。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時06分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時06分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(石川幸栄君) お答えを申し上げます。これについてはTMO事業ということもありますけれども、商工会さんとも相談しながら提出するようにやっていきたいというふうに思っています。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 商工会と相談しながらというのだけれども、ちょっと納得できないのです。議会が提出を要求するのを、何で商工会と相談しなくてはいけないのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(石川幸栄君) お答え申し上げます。先ほどの答弁訂正いたしまして、提出するようにいたします。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) まだまだ時間、ちょっとかかりますので、議長、まずこれでとめておきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時08分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時08分) 午前の会議はこれで終わり、午後は2時から会議を開きます。その間休憩いたします。(休憩時刻 午後0時08分) △午後の会議 ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時01分) 午前に引き続き午後の会議を進めてまいります。 引き続き認定第2号に対する質疑を許します。仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 平成11年度決算に係る主要施策の成果説明書において、40ページで庁舎増改築事業で、平成11年度は基本設計を実施しましたということで事業費790万円が計上され、決算書に報告されていますが、進ちょく状況を御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時03分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時03分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。庁舎の進ちょく状況についてですが、御指摘のあるとおり基本設計については平成11年度の11月に一応は終了しました。ただし、その中で問題点がありまして、当時の基本設計の段階では庁舎増築につきましては、若干耐震性の問題で問題がありという指摘がされております。平成12年度の予算の中で実施設計を計画しましたところ、その中で予備調査というかたちで実施設計前にある程度の庁舎の増築状況について、その辺を確認しましたら、最近になって耐震関係を含め、壁の補強あるいは柱等の補強がどうしても必要だと、その中で事務室をどうしても移転しながら増改築をせざるを得ないということがありまして、最近になってこの辺が大変厳しいものがあるということがわかりましたので、上司とも相談をしながらこの4階、5階に対する増築を断念をする中で、改めて今度の予算にボーリング調査を一応出してあるわけですけれども、現在の公用駐車場の中で、高床式で3階ないし4階の増築を計画していくということで改めて補正予算の中でボーリング費を計上しているところでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 平成11年度の決算書の64ページおよび前もって63ページの項目で、備考欄の説明の06ですか、庁舎増改築事業790万円余り、それは委託料の、2款1項5目財産管理費の4,500万円のうちに含まれているわけですか。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。そのとおり入ってございます。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 先程の部長の説明ですと、現庁舎の屋上に増築するのは無理ということで、新しく駐車場にゲタバキで計画をしていまして、補正でボーリング調査をしたいということですが、この庁舎改築の委託料の中には、790万円というのは新しくゲタバキで設置する内容も含めての決算ですか、御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。当初この庁舎の4階ないし一部5階に増築をしていくということで、基本設計を御指摘のあるとおり完了いたしました。ところが、この基本設計の中の当初は、耐震的には問題がありという指摘を受けております。その指摘を受ける中で、この基本設計段階では、どの箇所がどのようなかたちで見直しをするということがなくて、あくまでも設計そのものが5階建て設計で、そんなに重量計算も含めてこのことがはっきりしない分がありました。ところが、平成12年度の実施設計をお願いをする段階で事前にその辺をチェックをしてみたら、逆に5階増築は問題ないわけだけれども、ただし耐震壁の補強、あるいは改造をする場合には、どうしても事務室の移転の問題が出てくるということがありまして、今回この4階、5階の基本設計は御指摘のとおり予算は執行してしまったわけですけれども、そのことについては今度、別館をすることによってどうするかで施設局とも調整しましたら、施設局のほうとしては基本設計、実施設計を同時にやっても別段、市に任せるので、そうであれば別館で、現在施設局が認めている予算については2億いくらかですが、その分については改めて別のほうで増築をしても構わないという調整も出てきましたので、今後の御指摘の基本設計については実施設計と同時に基本設計も入れながら、この四千何百万円の中で入れながら進めていこうという考えでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) いま部長の答弁では、新しく駐車場のゲタバキの計画にはこの設計費は入っていないということですが、この790万円の基本設計をするまでもなく、やはりこの庁舎が耐震に耐えられる、どのぐらいの予算で、またどういう費用でということは、おのずとこれは市の専門職である部長なり、また専門部は把握していると私は考えていますが、そこまでの基本設計を要して、途中断念ということは、いままでそれだけ職員がこれに費やした費用、また途中こういう結果が出るというのは概略設計の段階で判断してしかるべきことで、これだけの宜野湾市は790万円を要しないと、ここに増築できるかできないか判断できないという内容になっていますが、それに対しての見解を御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。確かに御指摘のあるとおりでございまして、ただ庁舎を増築する場合にやはり基本設計、実施設計がどうしても必要であります。ただ、私どもの先程御説明しましたように、この庁舎については5階建ての設計がされておりまして、その5階建ての設計については、先程お話ししましたように基本設計の中ではこういうことがあります。既設構造計算の地震荷重自体は将来5階建て増築予定で検討されており、今回の増築の地震荷重については許容範囲内であるという調査も出ているわけですけれども、ただしそれ以後の実施設計をしようとする段階で、今度は壁、柱の補強がどの程度になるのか、この辺を確認をしましたら、どうしても現在の事務室を含めて壁の強化をせざるを得ないということになりますと、増築は可能であるけれども、はっきり確定したのが、この壁等も含めて強化するためには事務室の移転をせざるを得ないということが出てきましたので、5階建て増築は可能であるわけだけれども、ただし事務室を強化するときに1階から3階まで、どこかに移転をして増築するというのは、これもかなり不可能になったということがあります。先程もお話ししましたように、では増築についてはどうするかということで、どうしても現在の庁舎の状況からすると別館方式含めて増築をせざるを得ないということがはっきりしましたので、じゃ施設局補助を含めて施設局のほうに説明をしながら、このことが引き続き補助をもらえるのかどうか確認をしましたら、宜野湾市として、どうしても増改築の問題が必要であれば、それは市のほうに任せるということがありましたので、あえて事務室移転までして4階、5階にするよりは、やはり現在の公用駐車場のほうに増改築をして、できる限り市民福祉に不便をかけないような方法がいいだろうということで、三役とも調整しながらこのように持っていくことになりました。だから、御指摘のあるとおりこの基本設計に要するおよそ800万円近くの予算が無駄になったことについては、深くおわびを申し上げたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) いまの部長の答弁で申しますと、宜野湾市の事業をする中で基本設計までは予算は、要するに検討しないと。基本設計が済んで、これに対する費用を全く検討していないから、非常に検討外の予算がかかったということの説明に受け取られるのですけれども、基本設計というのは金が伴っての私は設計と思うのです。概略であればそういうこともあるかと思われますが、概略段階でこうすれば、庁舎の屋上にすればこういう結果が出る、また隣の駐車場にすればこの予算が出るということで、やはり議会に前もって予算を計上して、承認を得る前にこういう検討は本員はやるべきかと考えますが、それについての見解を御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。御指摘にあるとおりになるかと思うわけですけれども、ただ基本設計段階までは構造計算が入らなくて、ある程度のレイアウトを含めた総合的なことしか実際にわかりません。先程も説明しましたように、一応はこの基本設計する段階では、やはり現庁舎に増築することによる耐震的な問題があるという指摘をされております。ただ、されている中で、どの程度の耐震構造の補強をするのかしないのか、この辺が基本設計段階では出てこないのです。重複するわけですけれども、平成12年度の実施設計段階でこの辺をより調査をさせたら、この耐震関係における壁の補強を含めて、どうしても1階から既設の3階まで耐震的な強化をしない限りは建築確認がおりないということもありましたので、この中で問題になるのは、じゃ増築する場合に、壁等を補強する場合にどうしても事務室移転が不可能だということが判明しましたので、やむなく増築はせざるを得ないということがありましたので、いまの公用駐車場に変更していかざるを得ないというのが現状であります。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) ただいまの答弁で基本設計をするまでには、基本設計までさせないとこの費用は、わからないということですけれども、じゃこの基本設計委託の業者選択はどのようになさったのですか。何社を指名してどのように請負させたのか、その辺のところを御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時18分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時19分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 平成11年度の宜野湾市庁舎増改築基本設計業務委託でございますが、10社のJVでございます。設計と設備部門をJV組んで、発注をしてございます。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 10社JVで発注したということですが、やはり基本設計にいく前に市の専門部、特に土建部で概略とか検討したはずですが、この概略の検討は、要するに実施したのかどうか説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。まず、庁舎増改築事業については、平成10年度より取り組みを始めました。その中で当該年度予算に増改築の三つの案について調査費を計上して、まず第1案に現庁舎の4階にRCで増設をする、あるいは第2案として4階分に鉄骨で増設をする、第3案として現庁舎横の公用駐車場に別館として増築をするという3案がありました。その調査に基づいて庁舎改築検討委員会、この庁舎改築検討委員会は各部の調整担当課長で構成をされておりまして、その中で決定の理由といたしましては、まず時間の問題、それから駐車場の確保、さらに防音、増築経費等を検討した結果、現庁舎の4階に増設することを決定をしておりまして、その中であくまでも基本にあったのが先程申し上げました、現庁舎は当初から5階建築の設計ということが念頭にありまして、その当時の調査検討委員会の中では、先程説明しました1階から3階までの全体的な壁の補強とか、そういったものまでは念頭になかったということもありまして、御指摘のあるとおり今回の基本設計については800万円近くの経費が無用なものになったということで、大変申しわけなく思っておりますが、当時は頭の中には5階建ての設計だということで、調査検討委員会の中ではそのことの論議はされておりませんでした。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 概略設計終わった段階と阪神の地震との時間的な問題で、この地震の後、国としては橋の橋脚の補強等が実際に行われているわけです。やはり宜野湾市としても10年度に取り組んで、基本設計に移るまでに、平成11年度に基本設計と答弁なされていますが、その間にその情報は得ると思うのです。そうであれば、もう一度概略を追加補正組むなりしてやるのが、この800万円の無駄をなくす方法だと思うのです。そしてさらにはこの800万円も実際何の疑問もなく、要するに満額をこの設計に費やしたと。途中で、じゃ宜野湾市としては委託して実際図面が上がってくる、すべて報告書が上がるまで何ら打ち合わせ、検討はなされていないのですか、これについての御答弁ください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。平成12年度の予算の中で実施設計を計画する段階で、土建部から具体的な相談がありました。その中で4階に増築することは可能であると、ですからこの基本設計どおり増築することは可能であるけれども、いま御指摘のある問題点が2~3点出てきました。この問題点というのが先程御答弁申し上げましたように1階から3階までの全体的な壁の補強、さらにこの壁補強することによって、どうしても別枠で事務室を移動させなければいかんということと、それから予算費用の増大になる可能性があるというこの2点がありましたので、あえて別館でやらざるを得ないという結論が出てきました。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 先程からも同じ質疑、答弁になっていますから、ちょっと内容を変えますが、先程防衛庁の件で打ち合わせをしましたということでありましたが、これに関して防衛庁からこの庁舎に関しての補助とかそういった指導とか、まず防衛庁の指導があったのか、それとまた補助関係の補助率等はどのようになっているのか御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。平成12年度の7月段階までは現庁舎でいこうということで進めていたわけですけれども、先程もお話ししたように7月の後半になって土建部より先程の耐震性の問題で1階から3階まで相当の柱、壁枠の補強をせざるを得ないと、その場合に事務所移転も含めて工事をすることになると大変厳しいものがあるという協議がありました。この協議に基づいて8月2日に市と三役と調整を持っております。その中で4階に対して防衛補助もお願いをしてあるので、果たしてその辺も含めて可能かどうかを施設局と調整する必要があるということで、早速その午後になって、総務課長を含め担当係長が施設局と、このような結果になり、この4階に増築することによって事務所移転も含めて大変厳しいものがあるけれども、この庁舎における予算の補助について、場合によっては市としては別館で考えているということでお話をしたら、増改築についてどうしても市の考え方として増築をせざるを得ないということであれば、施設局としても現在2億いくらかの補助については、そのとおり補助を出すので、市の考え方に任せるという調整がつきましたので、現在別館で進めていくということですから、全体の率としてはちょっとあれですが、2億いくらかの補助をもらえることで確定と内示は受けております。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) いままでひっくるめますと、宜野湾市としては基本設計をするまで全く柱の構造を変える、また費用がかさむ、そして現在使われている庁舎の機能もまひするということは、わからなかったという答弁でしか理解できないですけれども、それでよろしいですか、御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。まず、この庁舎が5階建ての設計があったということと、それから基本設計段階までは、具体的などこまで補強するというところがなかったということがありまして、御指摘のとおり私ども職員としても大いに反省をするところがあります。ただ、この中で基本設計段階までは耐震的な問題ありというあれはしました。ところが、具体的な、どこまでどう補強せよということが基本設計の中では出てきませんでしたので、私どももそのことについては、深くは知らなかったということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 今後は、これだけ庁舎を増築するということは大変市民もまた、もちろん議会でも承認をしてやっている、そういう審議ですから、検討に検討を重ねて基本設計に移るまでの概略設計の段階でこういった大まかな予算をはじいて、こういう検討をなさって、やはり常に一歩でも早く庁舎増築が実現するような方向性で進んでいただきたいということを提言いたします。 そして関連してですけれども、これは今度の決算ですけれども、決算のあれで関連するのですけれども、駐車場の上に今度新しく庁舎を建設なさるということですが、十分慎重に、やはり駐車場も現在不足していますし、また庁舎建設に当たってあらゆる方向から検討をしないと、また隣でやりますということで議会に提案して、いや、別のまた理由が出てきました、できませんと、そういった繰り返しだけでは行政側も非常に立場といいますか、予算の無駄遣いでありますし、我々としてもまた非常に問題がありますから、今後この辺の要点をぜひ検討なさって進めてください。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 18番議員と関連しますけれども、資料を提出願いたいと思います。皆さん方、この基本設計ですけれども、それの仕様、基本設計の仕様書、それ含まれているものを、おそらくただ基本設計やってくれということで、10社集めて発注したのではないでしょう。ちゃんとそこにはスペックがあるはずなのです。仕様書という仕様が、設計の条件が。そしてその条件と、それから設計した、その成果を議会に資料として提出していただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時34分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時35分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答えを申し上げます。ただいまの資料要求につきましては、基本的に設計業務を委託する場合の委託要領と、その提出成果表の配置図、各階平面図、立面図のカット版で提出をしたいと思いますので、御了解いただきたいというふうに思います。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 入札出す前に、特記事項があるはずなのです。ここまで含んでいますよ、ここまでやってくださいという、あなた方の特記事項があると思うのです。そうしますと、その特記事項に従って委託業務をコンサルのほうに、設計のほうに委託するわけですよね。そうすると、設計のほうは成果として700万円でしょう、これ。790万円近くの成果があると思うのです、その値するものが。それは設計書だと思うのです。設計書の中で確実に、先ほど総務部長が指摘したとおり、そういった指摘事項もちゃんとあると思うのです。それを出してくれと言っているのです。これは、本来ならば一般会計の補正で出ているから、これでやろうかなと思ったのですけれども、一応それやるとすれば資料をいただいて、できませんので、その資料を出していただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答えを申し上げます。私のほうからさっき御説明申し上げた基本設計委託要領につきましては、特記仕様書に当たる事項になります。それと、成果図のカット版で提出をお願い申し上げたのは、膨大な報告書になりますので、その中からいわゆる設計の成果表として出されました配置図、各階平面図、それから立面図をA判ではなくてカット版でひとつお許しいただきたいということでございますので、御要望の趣旨に沿っているというふうに理解をしております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) そのときに、先程総務部長は構造計算とか、もちろん構造計算入っていないと思いますけれども、しかしここの従来の既設の図面を広げて、それからやっているはずですから、その構造計算も契約したところに全部出されているはずなのです。この当時の構造計算も。そうすると、先程耐震うんぬん問題はあったのですけれども、これは耐震関係についてはもう既に4、5年前に改正されているものも、既にその設計事務所もわかっているはずだし、皆さん方もそれをわかっていたはずなのです。例えば耐震については法律にのっとって何度にしてくれというものを、あるいはそういった法律に準じてやってくれということで発注したと思うのです。そういったものも含めて、あるいはまた発注したものが、向こうから意見書があるのだったら、その意見書も一緒につけて願いたいと思います。議長をしてお願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時39分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時39分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答えを申し上げます。基本設計の業務委託に当たりましては、現庁舎の4階、5階に増築をかけるという前提のもとに業務発注されております。先程も総務部長から御報告ありましたように、基本設計の段階で現1階から3階までの既存構造物について耐震的な問題が指摘をされたということで、私ども土木建築部で業者、受注を受けられた方と協議をして、現庁舎の55年以前の耐震計算書をもとに、現庁舎がどの程度の耐震補強すればいいかということで特に協力をお願いをして出した調査報告書はございますけれども、それを添えたいと思っておりますので、御了承願いたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 成果説明書の11ページのほうで、ちょっとお伺いしたいのですが、真志喜4号道路改良事業ですか、これかなと思いますが、何号かちょっと忘れたのですが、去年の3月定例会のほうでパイプライン、市道の廃止と、また新しくやったパイプラインがあったかと思いますが、伊佐から嘉数までのパイプラインを廃止して、伊佐から大謝名一丁目までの市道の認定を行ったかと思いますが、いま博物館から国道に抜ける道ができまして、パイプライン、国道近くまで現在、これまだ市道であるのかないのか、その辺廃止した記憶等はないと思いますが、現時点でどのような状態になっているのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答えを申し上げます。伊佐から喜友名の間、それから喜友名から県道34号線までの間のパイプラインの認定は、そのまま生きております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) いま県道34号までの交差点の間、生きているということなのですが、真志喜4号ができたおかげで少し迂回をいたしまして、現在通っているかと思うのですが、県道34号との交差点の間、通行止めになっているかと思うのですが、この市道の方です。これはそのような状態で、どのような手続でそれが可能であるのか、市道をそのように封鎖することができるかということなのですが、いかがなものでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時43分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時44分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答えを申し上げます。御承知のように県道34号線と都市計画街路の交差点部分、ここでパイプラインを接続させますと変則交差点になりますので、この部分については階段ですりつけをしてございます。さらに、それへ行く手前の30メーター先で都市計画街路から進入できる体制をとっておりますので、現時点では特に問題はないだろうというふうに理解をしております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) もともとあった市道を、別に行政側が問題ないとすれば、いつでも通行止めにしたり、そういうのは問題ないということですね。そういうふうに理解してよろしいのですか。とんでもないことだと思うのですが、本当によろしいのですね、いまの答弁で。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。先程申し上げましたように、交差点の交差そのものが変則交差になりますので、その交差点の位置づけということでパイプラインは一般車両の乗り入れを禁止したと、そのかわり階段ですりつけをして歩行者の通行には支障のないようにやったということで、問題はないと申し上げております。
    ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 全然、理解できないのですけれども、現在起点、終点からした場合の市道の長さ、終点から30メートルぐらいですか、全く通れない状態なのですが、皆さん、じゃその残り分に関しては通れなくなって、別に迂回できるからそれでいいと、そこを利用する方々というのは支障ないと言えば支障ないかなと思いますけれども、支障あると言えば、また私は非常に大きな問題ではないかと思うのですが、いままで自由に県道34号線に行けたのが迂回しないと行けんと、また駐車場のない市民からすれば市道を誘致して早めに封鎖をして、無料駐車場をいただけると、そういったふうにして解釈しても、これはよろしくなるかと思いますが、いまあの部分は駐車場として使う場合は、これは有料無料うんぬんは全く関係なく、どうぞ市民の皆さんに通れなくなりましたから、大いに使ってくださいと、そのような状態になっているかと思いますが、これはどのような状態になっているのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 都市開発部長。 ◎都市開発部長(仲村春英君) 御説明申し上げます。おおかた土建部長のほうから説明があったわけですが、この都市計画街路大謝名真志喜線の工事の前に地域の説明会を持っております。先程、説明があったように県道と取りつけするパイプラインとの段差がありまして、歩行者については階段で取りつけをしていること、そして車両等については回転広場を設けております。そこで回転して、ずっと真志喜寄りのほうで新しくできた機能回復のための、そこを利用してやるということで説明申し上げて、地域の了解も得たというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 本員がぜひ改めていただきたいなと思うのは、起点、終点、やはりだれが見ても不都合だと思うし、おかしいと思うのです。その点と、ぜひ市道、やっぱり行き止まりは、通行止めはだめだということで、皆さん条例にあるかと思いますけれども、その辺等、やはりあるべき姿で地域住民との了解も得られたならば、その起点、終点の変更等も本員は必要ではないかと思いますが、その点は非常に疑問視をしているわけでございます。 そして同じく都計街路のほうにつないでいるパイプラインから抜ける道について、わずかな区間ですけれども、ぜひ改めていただきたいなと思うのは、かなり90度の、直角のカーブになっているものですから、車がそこを通る場合、ほとんど歩道に乗り上げて通るのが現状なのです。皆さん現場を見ていただいたらわかると思いますが、歩道のほう、奥行き1メートルぐらいです。ほとんど壊れかけてきております。そういった道の造り方、本来の姿かなというのも大いに反省点であるかと思いますが、そういった現場を確認なさいましたか、その点からまずお伺いいたします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時50分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時50分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 御指摘の場所につきましては、確かに直角ですりつけをされている状況ではありますけれども、幅員構成が十分とは申せませんけれども、とられているということもあって、特に通過交通には支障ないだろうというふうに私ども見ておりましたけれども、御指摘の事項があれば早速、確認をしてみたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 最後ですけれども、幅員が十分だからというふうにおっしゃっておりますけれども、だれが見てもあれは幅員は十分とは思えません。直角ですから、2カ所とも。ましてやそこに約2トン車でさえも、普通乗用車でさえも歩道に乗り上げます。これを大型トラック、4トン以上のロングボディーとかなった場合、もろにかかっております。そればかりではないです。皆さんの市のほうで、市道認定で地域住民から同意書をもらう場合は、やはり隅切りをかなり要求されます。角から何メートルはバックしなさいと、最悪な状態のうえで小さくなるうんぬんの協議があるかと思いますが、市で独自でつくる、そういったりっぱな道をつくるのに直角で一切隅切りがないと、果たしてそれでいいかなと思いますので、ぜひ現場確認をしていただいて、皆さんとして十分であったというふうな答弁なのですが、本員はそのように理解しておりませんので、ぜひ現場を確認して、その点をまた改めるべきものはぜひ改めていただいてもらいたいと思います。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 総務委員会で審査しますけれども、いまパイプラインと大謝名真志喜線、そのつながりについて、いま指摘が出ていますけれども、私も該地域に近いものですから頻繁に使っております。今回の議案にも市道の認定が出ておりますので、大謝名真志喜線、認定するのだなと、いまそう見てはいるのですが、市民の生命、財産という、いつもそういう取り上げ方になるのだけれども、大変危険な状況です、いまの場所。隅切りうんぬんの話もありますけれども。といいますのは、どなたが見ても大謝名真志喜線がメーン道路だと見えるはずです、表上は。この地域をいつも通っておられる方々というのは、あの新しい道路に、取りつけ口はもう新しい道路に入っていますから、ところがまだ市道認定はされていない、ところが供用開始はされているのです。そこで合流して、県道側から、34号から入ってきますと、おおかたの車はいま言ったパイプラインに入るためのあの道路を左折して、それからパイプラインを通っていくのがほとんどなのです。逆方向、博物館側からはほとんど来ません。たまに来ることもあります。そんなような状況なのですけれども、ところが普通は、いつも車を持っている人は、大きな道路にぶつかった場合には自分が、当然ながら向こうはまだ市道認定もされていないから、こっちのほうが優先だろうとは思うのですけれども、止まらざるを得ないのです。ところが、入ってきた車というのは博物館側には行かないけれども、みんなほとんどが左折するけれども、真志喜から来た車については右側から、県道側からどんどん来るから、出ようにも出ていいのかどうなのか、ちゅうちょしています。というのは、標識がないでしょう。交通の流れからいけば、たとえ大きな道路といえども現段階においては何らかの表示をして、そこを優先というかたちをとらないと非常に問題が出ています。出ていいのか何なのか、また信号も入れないで県道側から左折、当たり前みたいにやってパイプラインを通ると、こういうかたちですから、おそらく認定道路にもうなろうということですから、当然、大謝名森川線がメーン道路になるから、いま言うパイプラインからつないだ側は一時停止をすると、こういうかたちになろうかと思うのですけれども、正直言いまして行政としては何らかの対応をすべきだと思ったけれども、いままで放置をされているのです。そのあたり、いつどのようなかたちにされるかわかりませんけれども、たとえ今議会で認定をしたとしても、いまの状況からするならば、先程から申し上げているように県道から入ってきて、すぐ左折をして、もとのパイプラインを使う方が圧倒的に多いと、こう思わないといかんと思いますので、そのあたりの対策はやっぱり立ててもらいたいなと、それだけ申し上げておきます。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 上地安之君。 ◆26番(上地安之君) 主要施策の成果説明書39ページ、その中の普天間飛行場跡地利用計画策定事業について、幾つか確認をさせていただきたいと思います。けさも27番議員からその大まかな予算の執行、その後の成果についての総論的なお話がございました。改めて、ここでも確認をさせていただきます。単発的な事業費と、あるいはまたその事業費が将来どう展望するかというような事業というものに区分されるかと思います。まさに普天間飛行場の策定事業というのは、長期的な展望のうえでの事業費であったかと思います。その事業費が、何と1,000万円余りの事業費が使われておられますが、まず初めに海外視察を行かれた上で今後跡地利用に携わる上で、どのような成果があったのか、あるいはまた返還後の、今回の視察がどう反映できるのか、その点をまず御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 基地政策部長。 ◎基地政策部長(具志清栄君) お答え申し上げます。平成11年度普天間飛行場跡地利用策定事業ですけれども、おっしゃるとおり先進地における大規模開発の状況についての視察研修費が主でございます。シンガポール、マレーシア、それから台湾の新竹、高雄というかたちで、これまで長い間普天間飛行場の跡地対策委員会のほうに所属をしていただきました委員の13名の方々、それから事務局の職員を含めまして海外視察研修をやってきたわけでございます。さらに、下のほうにありますビデオにつきましては、これまでの基本構想、基本計画を受けたかたちで本市の普天間飛行場の跡地利用計画を視覚で市民に、あるいは関係者にピーアールしていこうということでビデオを編さんいたしました。特にこの中で、先進地視察におきましてはたくさんの経費を使って実施したわけですけれども、これの成果、あるいは今後の跡地利用計画における反映ということをお聞きのようですけれども、これまで永年跡地策定関係に携わってこられた諸関係者の委員の方々の一つの集約といいますか、これまで携わってきた業務に対する集約、それから昨年12月28日の閣議決定を受けまして、いままさに国、県、市で本来あるべき跡地計画の進め方、それから返還に伴うもろもろの課題解決の向けてのお話し合いがいま進められております。そういったものに、こういった成果というものが生かされてくるというふうに考えております。従って、いまは基本計画を策定された段階で策定委員会は一応終了したわけですけれども、ある程度の姿が見えた段階でその策定委員会というものを再発足をさせて、いろんな角度からまた意見も拝聴していきたいというふうに考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 上地安之君。 ◆26番(上地安之君) 視察先の内容についての説明をいただきましたが、シンガポール、マレーシア、台湾、先進国の企業誘致に伴う視察であったかと思うのですが、その中で企業誘致のための優遇措置の説明がありますが、優遇措置そのものというのは、どういった優遇措置のものであったのか御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 基地政策部長。 ◎基地政策部長(具志清栄君) お答え申し上げます。いま手元に資料は持っていないわけですけれども、シンガポール、それからマレーシア、台湾における新竹、あるいは高雄におきましても、これらの大規模な開発というものを国策で行っているというふうに聞き及んでおります。従って、そこに参入あるいは参加される世界各国から進出してまいります企業等に対しては、それなりの税制面における優遇措置、これを一つの国策として掲げて、全世界にまたアピールをして優秀な企業を導入しているというふうに聞き及んでおります。従って、普天間飛行場についてもそういう制度面からの問題、あるいは税制面における支援策、これは今後欠かせない大事な課題ではないかというふうに考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 上地安之君。 ◆26番(上地安之君) 確かに企業を誘致する上では、まず制度の改革が必要であるということは当然承知をしております。私は、改めてそこで申し上げたいのは、長期的な展望、普天間飛行場が一体いつ帰ってこられるのかと、実際に企業誘致をする時期というのは一体いつごろの時期であるのか。おそらくや今日から数えますと早くて20年もしくは30年という時間がかかる可能性さえあるわけであります。確かにこの視察、先進国へ行かれて、おそらくIT絡みの優遇制度の話だと思います。長期的な展望に立った上で、果たしてこの30年後もそういったIT絡みが浸透しての事業であるかというのは、非常に疑問な点もあります。そこで、おそらく市民経済部の部長もその視察に行かれているかと思うのですが、税制の優遇制度、ことしの3月に沖新法の改正による情報通信振興の指定地域を受けました。あるいはまた、ついこの間、観光振興の指定地域を受けました。おそらくその視察先というのは、そういった税制面での優遇制度、優遇措置を持った地域だと思うのです。30年後、普天間飛行場の跡地にその優遇制度、それももちろん必要かと思いますが、いま現在西海岸地域において、あるいはまた市内一円において情報通信振興の指定、観光振興の指定を受けているにもかかわらず、なぜ長期的な30年の企業誘致をこの時期にやらなくてはならないのか、まさに西海岸が条例の改正をした上での制度の改革をされているはずなのです。市民経済部長がその地に行かれて、西海岸と共通する点を改めて感じなかったのか御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 基地政策部長。 ◎基地政策部長(具志清栄君) あいにく市民経済部長は、先の海外視察研修には参加されておりません。従って、答弁できないと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 上地安之君。 ◆26番(上地安之君) 答弁は必要ないとしても、その視察を帰られた後、基地政策部と市民経済部長はその報告であり、企業誘致、先進国はいままさにIT絡みの企業が立地、集積をされているという報告はされているかと思うのです。大事なことは、成果そのものというのは30年後の跡地利用ももちろんでありますけれども、いま現在先進国がどのように変化をされているということも報告をした上で、西海岸にもこれが活用できるようなものであってもらいたいというふうに希望を申し上げておきたいと思います。 それと、ビデオが作成されているというようなお話であるのですが、それは既に地主会の皆さんをはじめ、そういった説明会、あるいはまたビデオの放映等は行われてこられたのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 基地政策部長。 ◎基地政策部長(具志清栄君) お答え申し上げます。ピーアール用のビデオにつきましては、関係機関のほうに既に配布済みでございます。それから庁舎1階のロビーにおきましては、1日2回放映をしております。 ○議長(天久嘉栄君) 上地安之君。 ◆26番(上地安之君) もうその程度でとどめておきたいと思うのですが、最後に跡地利用計画の計画書が既にもう作成をされているかと思うのですが、もしされておりましたら、それを資料としていただきたいのですが。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時07分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時07分) 基地政策部長。 ◎基地政策部長(具志清栄君) お答え申し上げます。先の海外視察研修報告書につきましては、近々必要な部数を配布いたします。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) いろいろ何点かあるのですけれども、一つ一つ御説明をいただきたいのですが、まず決算書の67ページの備考欄に記載された01のLAN管理運営事業、庁舎内ネットワーク運営事業費、これは先の予算の議会のときにも本員はお伺いをしたのですが、ある程度のはごろもネットワーク事業ですか、それを繰り越して12年度に行われているのだと思います。議会にも1台たしか来ているのですけれども、これで最後の端末機は配布されたのかどうか、その辺も含めて、それとどこにどれだけのものが配布されたのか、ある程度終わっているのか確認をしたいのですけれども、よろしくお願いいたします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時09分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時09分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。各自治会を含め、さらに庁内も各課含めてすべて完了しておりまして、これからその研修計画を立てながらその整備をしていくと。それから次長以上については、これから予算を組みながら設定していくという段階でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) 実は、11年度の事業として、それは採択されたはごろもネットワーク事業なのです。これ議会にはいま1台しか配られていないのですけれども、当時6月だったか3月だったかよく覚えていないのですが、できるだけ議会の議員でも手軽に使えるような配置計画にしていただきたいということの要望もいたしましたし、そしてまたその辺が考慮されていないのかどうかもお伺いをしたいと思いますし、それと主要施策の説明書の中にも、実は40ページに議会図書の蔵書事業というのが平成5年からやられているのですが、これがいままでに、10年度までに600冊の図書がある程度できてきた、備わってきた。これいまの議会の図書室というのは、非常に皆さんが使う意味では手軽に使えるわけです。そこにも何とかインターネットを含めた端末機を置いていただきたい、できれば余裕があれば各会派室ぐらいには置いてほしいなと思ったのですけれども、そのあたりのところはどうなっているのか、もう一度御答弁をいただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時12分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時12分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。これまでの経緯については郵政補助事業ということですべて完了しておりまして、新たなものについては、これからまたやはり財政と協議をしながら、いまのところは各課1台ということで設置をしてありますので、これからいろんな事務改善を含めて、どうしても進めていかざるを得ない部分がありますし、そのことについては今後検討させていただきたいと思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) じゃ、別件でお伺いをしたいと思います。決算書の中から97ページ、説明欄のところの04なのですが、観光物産センターの建設事業というのが、これ1万8,000円ぐらいなのですか、ついているのですけれども、現在都市機能用地の一部にたしか割り振られていると思うのですが、この1万8,000円というのは何の費用なのか、ちょっとわからなくてお聞きをしたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時13分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時14分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(石川幸栄君) お答えを申し上げたいと思います。この事業につきましては、設計委託、建設部のほうに委託をしているわけですけれども、その委託に係る職員の時間外勤務の執行残ということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) これについては、一般質問等でもう少し中に入っていきたいと思いますので。          (何事かいう者あり) ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時14分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時14分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(石川幸栄君) 大変申しわけございません。先ほど時間外の執行残と申し上げましたけれども、執行額でございます。大変申しわけございませんでした。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) 観光物産センター事業については、一般質問等で少し突っ込んでいきたいと思っていますので、後日詳しく聞かせていただきます。 それと、決算の主要成果説明書の14ページ、中心市街地活性化事業というのが入っておりますけれども、この間、当TMOビルについては起工式が済んだわけですけれども、この説明はソフト事業だと思うのです、1番は。テナントミックス管理事業だとかというのがあります。これソフト事業については、いまハードが起工式終わった時期なのですけれども、ソフト事業については、ほぼ完了していると思っておられるのか、それとも何年ぐらいまで、どういう事業を考えているのか。いま本員の手元にはかなりの中心市街地に関係する補助メニューがあるわけですけれども、かなり生かさないといけない補助メニューがあるのではないのかなと思うのですけれども、いまテナントミックス管理事業だけしか考えていないのか、またそのものについてはもう終わったのか、その辺のところをちょっと確認させていただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(石川幸栄君) お答えを申し上げたいと思います。テナントミックス管理事業につきましては、呉屋議員も内容については御承知だとは思いますけれども、この事業につきましては3月議会でしたか、又吉議員からも大変御質問等があったわけですけれども、本来この事業につきましては県の産業振興公社が5億円の中心市街地活性化基金を設置いたしまして、その5億円の果実と県の同額の補助金でもって運用していくというのが本来の事業ということがあったわけです。しかしながら、当初私どもが県と調整する中で、その果実あるいは補助金の同額の運用ができるという回答を得まして、補助事業もやって、予算も計上してまいってきたわけですけれども、最終的には10月ごろか9月ごろだったと思いますけれども、最終調整する中で、どうしてもこの事業につきましては中心市街地活性化法の第20条の4項に基づく中小小売商業高度化事業の事業計画の認定が必要だということがありまして、県の補助金が得られなかったということがあるわけです。そういうことで、私どもとしてはテナントミックス事業、あるいはそれ以外のソフト事業につきましては、今後十分県とも調整しながら、確実な補助金がもらえるように中小小売商業高度化事業計画、中心市街地活性化法の20条の4項でございますけれども、その辺も確実に認定を得られた時点で今後私どもとしては、またテナントミックス管理事業の補助金等も予算計上していきたいなというふうには思っているわけですけれども、まだまだ中心市街地活性化法ができたばかりで、いま中心市街地であります普天間の核店舗になる事業がまだ走った段階でございます。今後は、そういうことでテナントミックスあるいはソフト事業も含めて協議会があるわけですから、TMO協議会を精力的に開催をいたしまして、普天間地域82ヘクタールというもののソフト事業も含めて今後、事業を進めてまいりたいと、計画を立てていきたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) あまり長く質疑するのもどうかと思いますので、この辺で切りますけれども、ただこのTMO事業、中心市街地の活性化事業は昨年6月の一般質問から本員は取り上げてまいりまして、ずっと注目をしてきたのですけれども、このテナントミックス事業、ここの空き店舗を4店舗解消しましたということで書かれていて、両通りの集積度の向上につながりましたと、果たして中心市街地82ヘクタールですか、のもので空き店舗が何店舗あるのかわかりませんけれども、4店舗の空き店舗を解消したということで、これは評価の対象にもなるのでしょう。でも、それで集積度の向上につながりましたというのをここに堂々と書かれているわけですけれども、その辺の実績等があれば、いただきたいということと、それともこのTMO事業については推進母体はつくってあるのですけれども、どうもハードばかりに目が行き過ぎて、これいま現在ここにも書かれているのです、実際に。市外への流出をできるだけ防いできたのだということを言われてきているのですけれども、現実に11年度から12年度にかけて、たばこ事業の減だとか、商業者がどんどん外に流出している事実はあるわけです。ですから、その辺のソフト事業がまだ市の執行部については勉強不足なのではないのかなと。商工はどうも最近、表だっていく、いわゆる建物を造るという事業にはかなりいっているのですけれども、いま現在、事業所がどの辺に苦しい問題があるのかなというのが、この辺でちゃんと集約されているのか、あるいはまたそれを集約するための補助事業というのは、補助メニューというのはかなりあるわけです。その辺の実態調査を密にやらなければ、私は本当の意味での商業者の苦しさ、いまの空き店舗対策というのは根っこのところで、できないのではないのかなという気がしてならないのです。その辺のものをほかの補助メニューをどんどん活用していって、今年度、13年度予算のものに反映をさせていただきたいなというふうに思いまして、これで締めさせていただきます。残りは一般質問でさせていただきます。 ○議長(天久嘉栄君) 進めてよろしいですね。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ○議長(天久嘉栄君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後3時22分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時42分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 日程第9.認定第3号 平成11年度宜野湾市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第10.認定第4号 平成11年度宜野湾市老人保健医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第11.認定第5号 平成11年度宜野湾市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第12.認定第6号 平成11年度宜野湾都市計画宇地泊第二土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第13.議案第96号 宜野湾市建築基準法施行条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時47分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時47分) 日程第14.議案第97号 大謝名小学校校舎改築工事(建築1工区)の工事請負契約について、日程第15.議案第98号 大謝名小学校校舎改築工事(建築2工区)の工事請負契約について、以上2件を一括して議題といたします。 本2件に対する質疑を許します。又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) まず、工事請負契約なのですが、一応教育委員会にひとつ確認をちょっとお願いしたいのですが、本来ならば3月定例会で聞くタイミングを逃がしたものですから、この図面を見た限りオープン教室だと思うのですが、1工区、2工区、これオープン教室であるのかないのか。そして2点目にオープン教室について、やはりなぜいいのか。いまだに本員もいろんな研究をしているのですが、まだいいという結論を見たことがないのですが、なぜいいのか。従来の箱型教室ではなくて、なぜオープン教室でなければならないのか、その2点について御説明お願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時49分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時50分) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えを申し上げます。いま御指摘のオープン教室であるのかということでございますが、教育委員会として基本的にいままで方針としてオープンシステムで学校建設をするということで進めております。 あと、オープンシステムの利点といいますか、その辺については指導部長のほうから学校教育の立場からちょっと説明をさせていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 指導部長。 ◎指導部長(普天間朝光君) オープンシステムを用いた教室について、お答えいたします。いま子供たちの学習指導改善ということでオープンシステムが取り入れられておりますけれども、先生方は学習指導改善のためにTTとか、あるいはいろんな交流とか通しながら、いま子供たちの授業改善を進めておりまして、オープンシステムにすることによって授業改善の充実を図るということでオープン教室を取り入れております。以上でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時52分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時52分) 会議時間の延長についてお諮りします。本日の会議時間は、議事の都合により、この際あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) いま教育部長のほうから基本的にオープン教室を推進していると、その理由がなぜかといいますと、先生方の学習のあり方、またTTの進め方によってはオープン教室だというのですが、いま学習の進め方、改善、TTのあり方、十分箱型教室、そして教科教室等が宜野湾市にちゃんとありますので、十分できるのですが、それがなぜオープン教室でなければできないかという結論が本員は知りたいのですが、その点についてなぜオープン教室でなければTT等改善ができないのか、そしてこれが従来市内にある箱型教室、教科教室等とどこがどう変わっていくのか、その説明をお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時54分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時55分) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) わかりました。じゃ、土建部のほうにちょっとお伺いいたしますけれども、入札結果のほうが出ておるのですが、指名入札のあり方についてもう少し説明していただきたいのですが、具体的に宜野湾市に参加資格のある業者というのは、例えば大謝名小学校の1工区をとれる業者というのは、数的にJVを組んだ場合には13掛ける2で約26業者の方が指名を受けて、こういった入札結果に至っておりますが、宜野湾市にはそれ以外に、このようにJVを組んだら資格がある業者というのは、具体的にあと何社ぐらいあるのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えを申し上げます。今回、本年度から私どもの教育委員会のほうで事業の実施をやっておりまして、従って入札のほうも教育委員会で対応しております。そういう関係で、私のほうで説明をさせていただきたいと思います。私どもいま御案内のように、入札、指名の基準でございますけれども、宜野湾市建設工事競争入札参加者資格及び指名基準等に関する規程の第8条におきまして、その中で工事の性質等により指名競争入札に付す場合は、第5条に規定する当該等級該当者の中から指名をすると。ただし、これによりがたいときは当該等級を基準とする1級上下の等級該当者から適当と認めるものを選定して行うことができると。この規程を受けまして今回大謝名小学校の建築にかかる指名を行っております。私の手元にある資料から申し上げますと、今回の事業が特Aクラスでございまして、その中の業種、建築一式工事の特Aが6社ございます。それからその中で倒産というか、対応できないという業者が1社確認がされております。それから業種、建築1種工事のA、これが市内業者で17社、それから業種一式Bが7社、それからCが8社、Dが4社ということになっております。その中から指名をしたということで、御理解いただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 特Aのほうが市内で6社ですか、そういうふうな業種でAが17、Bが7ということなのですが、ことしの入札結果のものと過去のものを比較をした場合に、また新しい息吹も必要かなというのが本員は感じられたものですから、例えば調査した結果どういったのが出ているかといいますと、平成9年から今日に至ってまで入札に参加する業者、平均だいたい16業者ぐらいなのです。この16業者のうちでほとんど平成9年から今日に至った業者、その枠内で組み合わせが変わって入札に参加しているものですから、そういったまた自由競争の時代であれば、やはりそれなりのまたいろんな方法等も必要になってくるのではないかなと。こういった指名入札ですか、なった場合にもう最初から指名される業者というのは、ほかがあっての指名ではなくて、これだけしか指名できないのかなという、そういった雰囲気に感じられるものですから、その点について特Aクラスが6社しかなくて、そういった結果になったかと思いますが、やはりどんどん今後宜野湾市が発展する場合、そういった新しい息吹も必要かと思いますけれども、その点はいかがでしょうか。従来どおり、その枠内でどんどん組み合わせを変えて、今後もどんどんそういったのを行っていくのか、それとも少し方法等がまた変わっていくのか、その点について御説明お願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時00分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時04分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。これまで指名競争入札という制度をとっておりまして、この辺については今後他市の状況も含めて検討させていただきたいと思います。ただ、現在当分の間は、これまでどおり指名競争入札でやっていきながら、これから勉強させていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) ぜひ、まだまだ指名されない業者も、いっぱいいるかと思うのです。10回以上の億単位の工事があるのですが、その中ではっきりしている点は、まず18業者、必ずこの10回に入っております。そして、じゃどの業者がとるかといいますと、その中で9回以上出した、指名された業者です。1回、2回、3回、4回までは決して当たりません。いま10回までのデータとった場合、その場合に、これが指名競争になるのかなと。もしかしたらもう常にこの枠内、18業者決まっていると、その中でしか決して落札はされないものですから、ある程度市民から疑われても仕方ないのかなというふうに理解をされますから、やはりその点もできるのであれば大いに改善をして、指名されない業者も大いにまた新しい息吹で、また自由競争に生き残る意味でも、そういった行政側も必要かと思います。ぜひまた皆さんも、それを研究していただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 指導部長。
    ◎指導部長(普天間朝光君) 先ほどの又吉議員の箱型とオープンシステム教室の形態について、学習効果の面からお答えしたいと思います。子供たちに確かな学力を保障するために、学習指導の充実改善が学校教育に求められておりますけれども、そのために基礎的、基本的事項を確実に定着させ、学力をつけるということが私たち教師に求められていることでございます。そしてその中に、また焦点を当てますと、個に応じた学習指導の工夫、改善、そういうことでオープン教室にしますと、チームティーチングや、あるいはグループ学習、あるいは習熟の程度に応じた指導形態がとられると。教室の箱型の中からグループごとにオープンシステムにすることによって、そこでそういった習熟度別の、あるいはグループ別の学習形態が容易にとれると、そういったことで積極的にそんな教室の活用ができると。 それからまた、総合的な学習といいまして、いろいろな地域の人材を活用して、老人とかそういった方々をお呼びして、また学校に人材を活用した総合的な学習を取り入れることも求められておりまして、それから学級間の交流学習、それから世代交流とか、そういった学年を縦割りにしたようなかたちでの学習とか、いろいろなかたちでオープンシステムの校舎にしますと、そういった多様な学習形態がとられるということで、私たちはいま宜野湾市においてもそういった校舎の建築が進められているかと思います。箱型にしましても教師の努力によっていろんな学習指導の改善が図られるかと思いますけれども、箱型よりもオープンシステムのほうがより有効に子供たちを伸ばすことができると、いろいろな活動もさせることができると、そういうことでございます。以上でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) いま指導部長の説明によりますと、このようにオープン教室を造りますと生徒方に非常にいいのだというふうに聞こえますけれども、ということは宜野湾市はオープン教室ですね、他市町村とも比べてもかなり普及率が高いのですが、そういうふうに言いますと子供たちも学力、そういった落ちつきのある子供たち、問題を起こさない子供たちが確実にデータ的に減ってきた、学力は上がってきたというふうに、じゃ理解してよろしいわけですね。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時08分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時08分) 指導部長。 ◎指導部長(普天間朝光君) いま具体的なデータを持ち合わせておりませんので、先生方がそういったオープンシステムの教室を活用しまして、一生懸命学習指導を充実、あるいは生徒指導、そういった心の教育等、そういった面に取り組んでいるということは確実に学校計画訪問等で授業の子供たちの活動、先生方のそういった指導方を見まして、取り組んでいるということは報告できるかと思います。確実にデータに基づいた報告できないことが、いま非常に申しわけありませんけれども、また後ほどそういった面のデータを提出したいと思います。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) たくさんある学校の中で、大謝名小学校だけが空調設備のない、どこが問題を起こしたのかは、はっきりは申し上げないけれども、胸に手を当てればおわかりと思うのですが。いよいよその学校が、差別されていた学校が全面建て替えになると大変喜んでおります。校舎をすばらしく建て替えることが即、学力向上につながると私は思っておりませんけれども、オープンだろうが箱型だろうが、問題は中身だろうと日ごろ、このように思っております。 今回の議案は請負契約の工事契約でございますので、そのあたりをちょっとお尋ねをしてみますけれども、これまで大謝名小学校については位置的な問題はないとは思うのですけれども、最初の学校建築の際に該地域が湿地帯、田んぼ地域であったという、過去、多くの皆さんがわかっているとは思うのですけれども、その湿地帯をいろいろ手を加えて学校建築をした。ところがやっぱり湿地帯ということで、学校ができ上がってからいろんな問題が起きました。現状を見てもおわかりと思うのですけれども、あっちこっちで亀裂が生じ、水道管の破裂はもちろん、それから電気等の設備にも影響が出、あるいは体育館の中のフロアが完全に陥没をしたかたちになりまして、改めてこれもまた改善をしたと、こういったようなかたちで、大変今日まで該地域の皆さんは不満を募らせながらの学校だったのではないかなと、こういうふうに思っております。学校現場を視察しに行きますと、該小学校だけが扇風機がつけられております。そういう意味では早めに改善をということで希望はいたしますけれども、そこで過去の失敗を繰り返さないためにも、やっぱり反省をする必要があると思うのです。今回これだけの大型の工事になるわけですから、そこを踏まえてのもちろん設計であったり、それだけの強化をされた建築になるかと思うのですが、そのあたりは私から言わせると何の理由で教育委員会が指名をし、発注をするということになっているのか、そのあたりもよくわからないのだけれども、そのほうが該小学校については現場に詳しいから、そのほうがいいのだということでそのようになったのかわかりませんが、まずそのあたりの説明からいただきたいなと。どうして教育委員会に移ったのか、そして過去の失敗を反省して、どのようなところに今回の設計、建築を集中的に検討されたのか、その説明をいただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時13分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時14分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。これまで平成11年までは、すべて土建部のほうに依頼をしながら事業を執行していたわけですけれども、今度、教育委員会で独立したかたちで業務執行をするようになったのは、業務の改善と、それからより具体的な教育行政の中身については教育委員会が詳しい部分があるということで、一部組織の見直しをしまして、平成12年4月1日からは執行を含めて教育委員会で執行していく中で、課を新設したということでございます。これまで教育委員会の総務課に施設係があったのを施設課という課を設置して、そこで教育委員会に関する分野は教育委員会で事業を執行していくということが業務的には改善されるということがあって、教育委員会に移しました。          (何事かいう者あり) ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時16分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時16分) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えを申し上げます。過去の事務的な面での調整については、常に教育委員会と土建部と調整しながら進めてまいりました。先程、組織の強化によってこのようなかたちになったということで説明、総務部長から申し上げましたけれども、今回の大謝名小学校の建設については、たしか3月議会でしたか、その段階でもお話し申し上げたかと思いますが、建設にかかる委員会、建設委員会ですが、その中で過去は新しく学校をつくった校長先生であるとか、あるいはPTA会長さんであるとか、あるいは行政でいうとその担当部の部長であるとか、そういう皆さんを活用しながら、建設委員会の議論をしながら基本的な考え方をまとめてきたわけですけれども、今回についてはやはり実務レベルの議論が大事ではないのかなということもございまして、例えば福祉の分野からバリアフリーの問題、それを議論するために福祉の専門家の係長を入れるとか、あるいは建築については建築課の技術部門の課長、係長を入れるとか、あるいは学校建設について特に実務にかかわっている担当主幹あるいは係長を入れるとか、そういう手法を含めて、あるいは学校現場については当然大謝名でいうと大謝名小学校の校長先生をそのメンバーに入れまして、議論を重ねております。特に地域の意見といいますか、例えば地域の自治会の意見、あるいはPTAの関係者の意見をまとめる等々については学校の校長先生にお願いをしまして、それを吸い上げながらこの建設委員会で議論を重ねて、それをもとに今回はっきり言えることは、実務レベルのどこに問題があったのかということも含めて議論をしながら、ただいま設計に生かしてきているということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 私が知りたかったのはそういうことではなくて、最初に申し上げたように該地域が湿地帯であった、田んぼ地域であったということで、せっかく新しい学校を造ったのにいろんな問題が起きたと。そういった問題は、今回の建て替え事業の中で湿地帯に対する工夫、例えば基礎というものが普通でいう他の学校の建築現場と違う、それなりの大きな基礎が要るとか、基礎でも連結をさせてやるのか、いろんな専門的なやり方があると思うのですが、これは他の学校と違うようなかたちで、先程言いましたように体育館のフロアが陥没をしたこともあると、水道管の破裂もあった、それから漏水等も頻繁に起きているということを考えれば、そういった工夫はなされての設計であったり、そういった取り組みは、みんな中でされた内容のものですかということなのです。そのあたりを御説明お願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えを申し上げます。ただいまの湿地帯の問題でございますが、実は今回の建築については既設の学校、そちらの上のほうに建設されるようになってまいります。従って、いまの旧校舎を取り壊して、その上にかぶさるかたちで建築をされていくことで御理解いただきたいと思いますけれども、御案内のように築23年程度経過をしておりまして、その辺の問題点については私どもはコンサルともご相談を申し上げながら、そちらの調査も含めてやりながら、その辺については、その上についてはある程度20年余経過しているために地盤が固まっているということで、その辺については問題がないということで、この問題については対応しているところでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) コンサル等は、地質調査をされる皆さんというのはプロですから、プロのそれ自体は信じてあげたいわけですけれども、建築の段階でいつも、やっぱりボーリング調査等はみんな入れてはいるけれども、相当な誤差が出て追加工事をやっていたりしているわけでしょう。いま建っている建物もいろいろ相談のうえ、研究をされて造った結果が現状でしょう。大変なものが、いまのは起きているわけでしょう。ドアが閉まらなかったり、園舎なんかいろいろ犬走りもみんな陥没をしたり、いろんなものが起きているわけです。ただ、皆さんは私はプロだとは思いません。プロではないからコンサルにお願いしてやっておられるのでしょうけれども、だから過去のそういったもの、もう二十何年たっているから大丈夫であろうではなくて、やっぱりそういったものは、これからも起こるのだという可能性というものを否定する必要はないと思うのです。だから、今回建築、いま建っている場所だから、もう問題ないのではないかということなのですが、じゃもし問題が起きたらコンサルの責任ですか、それとも教育委員会、そちらの責任でそういう対応をされるのですか。もうしようがないから原因を探して、それから後で補修、補修すればいいのだと、そんな程度に考えての今回の再建築なのですか、どっちですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時23分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時26分) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) 大変申しわけございません。ただいまの御指摘でございますけれども、私が技術的なものがわからないために非常に御迷惑をおかけしております。ただいまの件でございますが、大謝名小学校は確かにいま平安座議員が御指摘のことが過去に起こっております。その原因等を確認をしてみたら、基礎部分の上の床部分、地梁というようですけれども、その部分の鉄筋のはりといいますか、その辺が十分ではなかったということもありまして、過去にそういう地盤の沈下みたいなことが起こったと。今回の設計の段階で、いま平安座議員の御指摘のようにその辺の反省を踏まえながら、その地梁部分を強化をしながら、その辺に問題がないように対応したということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) そういうものを考慮に入れながら設計をし、今回の発注だということであればいいと思います。 先程、建設委員会を組織して、学校現場の、あるいは地域の意見等も聞く中で今回の建て替えだということなのですけれども、私は該地域ではないのですが、近いわけで、あの学校の中身というのは、それなりに知っているつもりなのですけれども、校舎がいいとか悪いとか以上の問題がまだあるのです。この学校に入るには進入路というものの問題があったし、一方通行であったり、大変に他の地域から来た方々からは大謝名小学校の門はどこにあるのだと、説明もしにくかっただろうと思うのですけれども、こういったものがこの図面からいけば、今度あのパイプラインの方向に出すということだから、これは相当工夫をしたつもりかと思いますけれども、せっかく知恵を出した中で、何かとこれもだいぶ進んでいるから、いい気持ちはされないかもしらんけれども、私はその場所はだいぶ懸念をするのです。と申しますのは、この地域を知っているから言うのですけれども、このパイプライン、おそらくそんなに道路の高さというのは、変更はしないだろうと思うのです。いまちょっとした横断歩道の信号がありますけれども、これは聞きますと正直なところ、いま皆さんが向けようとする正門側は大変見通しの悪い、下がる地域のほうに向いていると思うのです。おわかりでしょうか。多少今回の県道格上げの中でそれなりの改良はされると私は思いますけれども、しかしそのあたりを十分配慮しないと大変危険な場所になってしまうのかなと、こういう懸念があるのです。そのあたりを私、検討はされていないのではないかなと、大きい道路に出すほうがいいだろうと、これまで一方通行であったり何かと使いにくかったから、この方向が一番よかろうというのがこれではないかなと。私は、いま老婆心で言っているように聞こえるかもしれないけれども、そのあたりはやっぱりきっちり見ていただかないと、ちょっと心配だなという部分があります。 それと、道路なのですけれども、これからでもいいのですが、これは教育委員会は関係ないかと思うのですけれども、大謝名団地から団地内道路を通ってきて、いまパイプラインへ入ってくるのですけれども、南建のほうに真っすぐ道路を向いて、南建工業のヤードみたいになっています。これを少し曲がってくるのですけれども、本来この大謝名小学校と南建工業のその真ん中を、図面見ればわかると思うのですけれども、団地内の道路ではなくて、それをぽんとパイプライン側に向けると、ものすごくいい道路、通学をするにしても何するにしてもすごくいい道路が一つできるのだけれども、そのあたりも配慮してもらえれば、学校建築、将来長い目でいろんな交通、あるいは子供たちが使うその側のものも見てやっていただければ、もっと学校建築、違うものができたかなといま思っています。これは答弁要りません。 そこで、一つ伺いますけれども、公共工事の進め方なのですけれども、1工区、2工区に分けてあるのですが、私はそれなりに理解しているつもりなのだけれども、これを工区に分ける、発注側からいうメリットは何でしょうか。デメリットが多いと思いますけれども、メリットがありましたらメリットを言っていただきたい。1工区、2工区分けることによって、工事のさ中に何かと支障は出やしないのかなと思ったりするのですが、工区分けをしたまず理由から、改めて議会も入れ代わったりしていますので、その説明をいただきたいなと。お願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時32分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時33分) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) たびたび申しわけございません。ただいまの件、工区分けについてでございますが、1点目にその工区を分けることによって市内業者の指名と申しますか、育成に貢献ができるということ、二つ目に工期の短縮といいますか、その辺の対応ができるということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 多くの建設業界の方々に受注の機会を与えようということだという説明かと思いますけれども、確かに工区分けをすればそのようになることは事実でしょうけれども、今回5億円と6億円余ですか、それ2工区に分けてありますけれども、5億円、6億円という工事は市が発注する工事の中では、かなり大型な工事なのです。ほかは2億円、3億円ということもありますけれども、かなり大型なのです。じゃ、いま説明からすると2工区ではなくて4工区にすれば、それでも2億円、3億円の工事になってしまうのです。そうすれば四つの業者に仕事が発注できる。2工区に分けて工期が早くできるということであるとするならば、四つに分けたほうがもっと早くできるということになるわけです。いまの皆さんの説明からすると。ほんとにそうなるのですか。私から言わせると、これはかなりの工事高のアップにつながる、いろんなものが私は出ると思うのです。だから、単純にそうではないと思うのです。今回この基準、たくさんの皆さんに仕事をやっていただこうということであるとするならば、2工区に分けた理由がありますか。もう2億円でも3億円でもいいのではないかなと思ったりしますけれども、どうぞ。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えを申し上げます。工区を決める技術的な基準といいますか、考え方と申しますか、それをお話し申し上げますと、エキスパンション・ジョイント部ということで、建物を構造的につくる場合に区切りをする技術的なものがあるようでございます。そのものをもって工区として分けているということで、御理解をいただきたいと思います。          (平安座唯雄議員「そんなことを聞いているのではないのですよ、そういうことではないのですよ」と呼ぶ) ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時36分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時37分) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 休憩で少し説明いただきましたけれども、これは設計の発注の段階で決まっておるのです。要するに2工区に分けるから、いまおっしゃった難しいエキスパンション工法か何かわかりませんけれども、専門家ではありませんからわかりませんけれども、四つに分けるということであれば、最初から設計の段階で四つに分ければいいことなのです。四つの業者がとるのだということになれば、そういう設計をすればいいだけなのです。今回は2工区に分けているから、2工区に分けて問題が出ないようにしたというだけの話、多分そうだと思います。特別な理由はないから説明は求めませんけれども、ただ皆さんがこういうふうに工区を分けて、分割発注をしようということであれば、それはやっぱり一つの考え方としては先程言いましたように5億円、6億円というのは大きな工事になるわけで、普通は2億円、3億円であれば多くの皆さんに、またそういう業者の育成等を考えるとするならば、そういう分け方もあるのかなといま考えて、そういうことをお尋ねをしております。今回は2工区が最初から予定だったということですから、どうぞ過去のいろんなものを生かす中で、りっぱな校舎ができ上がることを望んで終わります。以上で終わります。 ○議長(天久嘉栄君) 本2件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第16.議案第99号 愛知市営住宅建替工事(4号棟建築)の議決内容の一部変更についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 約200万円余りの追加工事だということなのですが、なぜこの工事をしないといけないのか、また具体的にどのような工事であるのか、そういった説明が全くなされていないのですが、それをもう少し詳しくわかりやすいように御説明願いたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 御説明申し上げます。今回、契約内容の変更決議についてお願い申し上げておりますけれども、40ページお開きいただきたいと思います。ここに工事内容の変更協議書がございます。これの数値を見ていただいて、若干御説明申し上げますと、基礎部分のボーリングデータ調査と、それから実際の実施をした時点でいわゆる床堀深さの違いが出てまいりました。そういうことで、そのことによってラップル基礎が高くなるということで、今回その数値、こちらのほうに書いてありますように土工事、コンクリート工事、型枠工事というかたちで、その部分が追加として変更のお願いを申し上げたいということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 大変すみません。専門家ではないものですから、いま部長の説明、わかったようで全くわからないのですが、要するにボーリング調査の結果で基礎部分が設計と何か現場と違って、新たにもう一回基礎をつくるというふうに理解してよろしいのですか。もう少し素人にわかりやすく御説明お願いしたいのですが、よろしくお願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 御説明申し上げます。わかりやすく御説明ということ、大変難しいのですけれども、まず基礎ということを御存じでしょうか。その部分が増えたということで追加をしていきたいということです。すなわち当初設計する場合に、ボーリングデータをもとに想定している基礎の高さというのを決めていくわけです。決めて設計をかけていくわけですけれども、実際に設計上見た支持層までの推定支持層が実際に掘ってみたら、その部分が深くなっていたということで、その部分のラップル基礎部分の立ち上げ部分と、それから床掘り、それをコンクリートをはめる型枠の追加が出てきたということで御理解いただければと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 新たにつくる基礎ということなのですが、現場を確認したら既にスラブですか、ほとんど1階スラブは打ち終わっているものですから、新たに基礎を掘るというのは、また新しくどこに掘るのかなというふうに理解に苦しんでおるものですから、具体的にこういったふうに変更になったと、そして工事打ち合わせ、そしてこれがどのように変更になったか、その資料をいただきたいのですが、議長を通してお願いしたいのですが、よろしいでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時44分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時44分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 御説明申し上げます。わかりやすくということで、工事内容変更を協議するというものを添付資料としてしてあります。これ以上の詳しい数字的な資料がございませんので、あともし必要であれば担当のほうに行かれて、細かい説明も差し上げたいと思いますので、よろしければそのように措置していただければと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 40ページを見たら別紙というのがちゃんと載っておりますから、その別紙という資料を、それをいただきたいということです。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) こちらの別紙の工事打ち合わせ及び指示簿というのは、すなわち現場の市の監督官、あるいは現場なりに、そして業者との協議の打ち合わせ事項でございます。さらに、それに基づいて、先程のこの数値が出ました値を承認をするというかたちで市のほうから通知簿として出されていることということですので、これは内部業務ですので、資料としてお渡ししていいかどうか、少し検討させていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 内部資料で出せないということなのですけれども、もう最後に、じゃ1点だけ。この愛知市営住宅、工期269日間で完成する予定なのですが、わずかこの258万3,000円の工事だけが約74日間も日数がかかるのですが、それとの兼ね合い見て、こんなに大変な74日間、約2カ月半近くもかかる工事であれば大変なことだなと思うのですが、本当にこの工事だけで74日間もかかるような工事なのでしょうか、その1点だけお願いいたします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後4時47分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後4時47分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。いま御指摘の工事中止の件でございますけれども、これは19区6号線の市道整備の会計検査との問題、それから中止理由としては……失礼しました。 ○議長(天久嘉栄君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後4時48分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後5時32分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 先の又吉清義君の質疑に対する答弁を求めます。土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 質疑事項に対する不適切な説明になりまして、大変おわびを申し上げたいと思います。御指摘のありました変更額258万3,000円の変更に対して74日間の工期延期が必要なのかという御質疑でございますが、お答えを申し上げたいと思います。先程御説明申し上げたこの中に19区6号線の工事と競合したために、工事の一時中止をしてございます。この中止期間が48日間でございます。そしてラップル工事部分の予定日数として6日間を見ております。さらに、祝祭日の日程等も含めて全体的に74日の工期の延期を決定したということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) いま部長の説明で、このようにわずか258万円であるが、74日間も工期が遅れると、たぶん19区市道の通知期間が48日の告示もあって遅れるということなのですが、その辺等、そういったやるべき問題であれば、その行政手続等、またその企画についてはやはり皆さんがプロですので、その辺等を前もって段取りができなかったのかなとちょっと残念に思うのですが、そこに入居予定者の方もことしの正月までに入れるという期待感があったかもしれません。そのようなまたもろもろの問題等も影響してくるものですから、ぜひしっかりして頑張っていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) もう少し説明をいただきます。これまでの説明でだいぶ中身がつかめておりますけれども、市道6号ですか、19区内の6号ということですが、それとのかかわりで48日間工事ができなかったという説明だったと思うのですが、皆さん、この契約の中身からすると3月1日から11月24日までという工事内容になっていたわけなのですけれども、確かにいまの説明では中止期間が48日あったということを差し引いても、74日分の前に3月1日から今日まで6カ月もたっているのです。いつ着工したか私わかりませんけれども、6カ月たってまだ1階分のスラブが終わったぐらいの状況なのです。ということは、48日のそういう中止でそこまでの内容で順調な工程どおり進んでいるのかなというのは気になるのですが、着工する中でだいぶ遅れたのではないかなという気がするのですけれども、もしそういうのがあったならば、そういう説明をいただきたいと思います。 今回の工事請負契約、変更ということで上がっているのですが、既に指摘されているように基礎工事なのにもう1階部分はでき上がっていると、なぜいまの時期なのかということからすると、議会に提案するタイミングというのは間違えていると思うのです。過去にもこういう例があったと思うのです。そうではありませんか。例えば基礎部分であれば、その段階でまず予算がないということになってしまうわけでしょう。金額はわずかではあるけれども、やっぱり工事内容の変更というものをきっちり議会の議決を得た後で工事というのは着手しなければいかんはずなのだけれども、過去にそういうことで問題になったのがあったと思うのです。宜野湾小学校だったですか、ラップル工法うんぬん、そういうのもあったし、そういう内容があったと思うのですが、どうですか。これも、それと全く同じようなかたちになってしまっているのです。議会の議決を得られていないのに工事はどんどん進めてきた、長田小学校だったですか、どっちかでそんなのが出ているのです。そのときにも指摘されたはずなのです。その反省が生かされていないのではないかなと思うのですが、どうですか、これ。基礎工事という説明でしょう。当然1階部分まででき上がっているわけですから、しかもこれを皆さんが協議したのが、この工事内容変更協議書を見たら12年8月25日です。どうですか、これ。おかしいと思いませんか。御説明ください。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。工期の変更あるいは工事契約の内容の変更について議会の議決を得てから、工事も再開すべきではないかという御意見だと理解しておりますけれども、これはいわゆる変更の現場の状況が発生をして、そしてその額の確定をして、いちばん早い議会で議決を得るような手法を今後とっていきたいというふうに考えていますし、今回もそのような措置をさせていただいたということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) そういう変更が生じた場合には議決なしで工事を進めておって、その後いちばん早い議会に提案をして、それを事後承認してもらおうと、そういう考えだとおっしゃっていますが、そんなのは別に議会は認めていないでしょう。皆さんはそうしたいということかもしらんけれども、そんなのは私どもとは関係ないのではないですか。やっぱり議会の議決を得てからというのが当然のあり方ではないのですか、どっちですか。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。御指摘の事項については、決して否定するものではございませんけれども、しかし工事を協議をして変更の必要性が出てきたときに議会の議決を得られないと、その間工事を中止するということは、工期をさらに延長しないといけないという問題も出てまいりますし、この辺は事務協議をして仮契約に基づいて工事を進ちょくさせ、なおかつ早い時点の議会に議会の議決を得るということで御容赦をいただきたいというふうに、また御理解もいただきたいと思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) そんなに重要であるとするならば、臨時議会でもいろいろ何回も開かれているわけですから、今日まで。皆さんは発注契約をしてから、工期は平成12年3月1日から12年11月24日まであるのです。今日まで、じゃどれだけ経過しているかということになると、6カ月たっているのです、契約から。6カ月たって、いま1階部分なのです。それ以上に何かあったのではないですか。しかも基礎部分ですから、基礎の段階というのはいちばん早くわかるわけでしょう。それまでに何回も議会は開かれているはずです。そんなに工期を、議会のほうが待ったをかけるようなものではないはずです。6カ月もたって、まだ1階部分だもの、もっとほかに理由があるのではないですか。市道とひっかけて工期が48日間、何か中止だったということを言っているのですが、それ以外に何かありませんですか、これ。どうも皆さんの説明で十分納得がいかないです。いつから着工したのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後5時42分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後5時42分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 御指摘の事項は十分理解をしているつもりですけれども、工事中止期間が48日あったということと、3月契約の時点の平成12年3月1日から工事契約をし、準備期間等を踏まえて工事を着工していくわけですから、4月1日にそれなりの工事中止を市のほうからも要請をして、請負者のほうも了解してもらったと、そしてなおかつ、その事業の開始を5月19日に解除をして、解除後の事業進ちょくについては順調に進んでおりますので、そういう作業工程、あるいは業者との事務協議も進めてまいっておりますので、議会の議決を得る時期というのは、やはり私どもとしても十分心の中に留めて判断をしたつもりでございますので、この辺はひとつ御理解をお願い申し上げたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) あら探しをするつもりはございませんけれども、もう少しやっぱり契約のあり方、きっちりしてもらいたいです。12年3月1日から12年11月24日までの工期なのです。皆さんの契約が、最初の契約が。そうすると、これは計算してみると8カ月、9カ月しかないのです。8カ月、9カ月の工期になっているのです。その期間が妥当だったかどうかというのが疑問になってくるわけです。これだけの大きな、私素人だから、なかなかどれぐらいで仕上がるというのはよくわからないのだけれども、相当大きな建物ですから、契約内容が8カ月、9カ月の内容で、しかもいま6カ月をたって1階部分しかでき上がっていない。そのあたりを考えると、請負金額の変更はやむを得ない事情があったとしても、やっぱり工期というものはきっちり十分な期間を与えて発注するほうが当然ではないかなと思うのですが、8カ月、9カ月の工期にした理由は、これと比べて74日ということになっているわけですから、これは当たり前なのですか。何か事情があって、この工期で設定をしなければいけなかったと、何の事情があって工期をそういう短い期間にしてしまったのでしょうか、どうしてですか。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。当初設定工期については、いわゆる標準工期ということで、それプラスの雨天日数等を踏まえて標準工期というのを設定して契約をしておるわけです。今回74日の期日は、その間の中止をした期間、あるいはラップル変更に伴う6日間、それと祝祭日が重なってまいりますので、その分を重ねて全体的に74日の工期見通しだということでありますので、御指摘の当初設計分の工期については、純然たる標準工期として御理解願いたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) じゃ、この3億円余の額のいま工事なのですけれども、かなり大型だと私ども素人には見えるのです。それの工期は8カ月ぐらいで当たり前の工期だと、こういうふうに理解していいかどうか、まず確認をしたいと思います。 それから19区6号ですか、間違えておりましたら直してください。そういう問題があって48日間中止になったというのですが、どういう内容であったか、その説明をいただけますか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後5時47分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後5時47分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 標準工期であるかどうかという確認でございますが、そのとおりでございます。標準工期でございます。 それから19区6号線につきましては、市営住宅の建設工事と重なるということで、県の御配慮によって平成11年度事業として追加補正をいただいて工事を進めてまいった関係で、事業が重なってきたということがあって、住宅部分については一時工事中止を余儀なくされたということであります。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 問題は何もなかったということかとは思うのですが、要するに隣接した19区6号の事業とこの建て替え工事が同じ時期になって、道路が仕上がらないと要するに建て替え工事がやりにくかったというか、そのために時期をずらしたために遅れたと、その遅れた中で74日間もとろうと、そういうふうに理解していいのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) どうも御理解いただけないようですけれども、19区6号線の事業と、それから市営住宅の建て替え事業が、工事の着工の時期含めてダブってきたために、市としては19区6号線を先行するという選択をして、市営住宅についてはその間工事中止をお願いをしたということであります。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 工事ができないわけではないけれども、19区6号、あそこに何か問題があって、それを解決してからやろうというふうに考えたという理解の仕方でいいでしょうか。それは違うかどうかわかりませんけれども、この19区6号というのは隣接した道路だと私はいま理解しているわけですが、一部大きなスペースの歩道部分といいますか、変則ですけれども、土地のかたちに合わせて広くとられた部分、それからいちばん重要なハンタ道とその道路がぶつかるところで、約1人が通れるかなというぐらいの幅の、1メートルあるかないかぐらいの、こういうふうに歩道が小さくなっているのですが、しかもそこは隅切りさえもされていないのです、この道路。ハンタ道との間は、隅切りさえもないのです。目いっぱい建物も建ってしまっていますけれども、そことの何か話し合いをして、歩道部分もきっちりとろうということで進めたけれども、どうも話し合いがうまくいかなくて、その部分を変更せざるを得なくて、結果的にはそういうことを続ける間に愛知市営住宅の建て替えがそれまで影響が出てしまったと、こういうふうに理解してよろしいのでしょうか。問題があったというのは、その辺の問題があってではないかなと勝手に思っていますけれども、その説明をいただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 御指摘の事項については、全くございません。あくまでも19区6号線については平成11年度ですべての物件補償関係を完了しておりますし、12年度に工事を発注する予定でございましたけれども、関連事業として愛知市営住宅がございますので、当初計画を1年早めて、11年度で工事を施工するということで補正予算をお願い申し上げて、標準工期165日を必要としたために、繰り越しも11年度繰り越しをして、12年度への繰り越しをして事業を完結したということでございますので、御指摘の事項については一切ございません。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 19区6号というのは、現状を見た場合に道路としては、本当にほめられるような道路ではないのです。小さなところでさえも、お互いの地域のところでさえも住宅を建て替えたりする場合には、市道認定をする場合、隅切りというのを市のほうから指導されて、地主の皆さんは渋々隅切りまでやって事業をするのです。いまでき上がっているこの6号というのは現場を見ておりますけれども、本当に計画の段階からハンタ道とのぶつかる部分というのは、歩道は1メーターあるかないかぐらいの中で一部あの土地、遊休地になっておった部分につけるような大きな歩道をつけて、そういう内容の本当に事業だったのですか。私から言わせれば、あれだけの道路を整備するということになると当然隅切りも入れて、可能な限りスタートから出口まで当たり前の歩道というのを、私は設計すると思うのですけれども、やっぱりそこに問題があったのではないのですか。素直にあったらあったでいいわけで、別にしょうがないのはしょうがないわけですから、本当に私から言わせるとせっかく多額の予算をかけてやるのに、なぜあの部分だけこんなふうにみっともない道路になるか、それが理解できないわけです。悪いとかいいとかの問題ではないのです。問題があったら問題があったというだけ説明すれば納得なのですから、何事もほんとになかったのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。御指摘のような完璧な考え方というのですか、いま現在完了しているのは当初計画どおりの事業を執行完了しておりますので、この辺は御理解いただきたい、御指摘の事項については十分に反省をしてまいりたいと思っております。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第17.議案第100号 市道の認定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 市道、いかがなものでしょうか。10069号路線には、途中行きながら道幅が狭くなっているのを皆さん十分御承知だと思います。そして11002ですか、図面上はつながっておるのですが、私の間違いでなければ起点から終点までに関しては途中ウンサクムイですか、等があって、まず途切れている。そしてその途中また2車線のうち1車線はまだ工事も着工されておりませんが、そういった状態でありますけれども、市道として認定しなくてはならない理由等はどちらにあるのでしょうか。
    ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後5時52分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後5時52分) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 真志喜69号線、都市計画街路3-5-33号線の森川線、あるいは真志喜大謝名1号線、都市計画街路で申し上げますと3-4-63号線については認定をお願いするわけでございますけれども、本件については御指摘のように一部工事が残っておりますけれども、一部を供用開始をしているということで早めに市道認定するということで、必要があるということで開発部のほうからの依頼を受けて、認定をお願いしているところでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 道路が市民からも、やはり行政としてもこれ必要なのは当然だと思います。別に問題ないと思うのですが、このような状態であえて急いで、皆さん工事着工のめどうんぬんも御説明ないし、まだついていないかと思うのですが、明らかにこれがほんとに道としてこのように起点から終点まで、途中途切れ途切れになっている状態で市道認定された前例はないかと思いますが、それであってもやはり何ら市道認定上、まず問題もありませんか。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。市道認定につきましては、計画段階でも認定は可能でありますので、御指摘のような問題点はないと思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) じゃ、一言だけ。いま計画の段階で認定が可能であるということは、今後いろんな市道認定を、これまで例えば自治会長のときにそういった要望書を出した覚えがあるのですが、まず計画どころか、明らかに隅切りをしなさいと、そして明らかに4メートルだか6メートルにしなさいと、そればかりかバックする場合に地権者自身でその土地も、そして手続もすべて役所に、登記もしなさい、費用も自分で持ちなさいということで、これができない限りは受け付けませんということで何回も皆様方から突っぱねられたのですが、今回そういったことは全くないと、計画であれば、もうすべて市道認定は行政側でできるというふうに判断してよろしいわけですね。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 市道認定要綱についての各自治会からの要請事項に対する御指摘でございますけれども、これは既存の道路に対して地元からの要請に対する市の基本的な考え方であるわけです。しかし、計画と申し上げたのは都市計画上決定される場合、あるいは道路法に基づいて新たな事業を設定する場合に、事前に、いわゆる計画の段階から認定作業は可能ですよということを御説明申し上げたつもりでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 詳しくはまた委員会でやるかと思いますけれども、そうすると部長のいま答弁によりますと、都計街路でそういった計画段階であれば、喜友名のほうで止まっている都計街路がありますよね。そしてこれも多分3-4-63号につなぐと思いますが、そうするとこれも今後市道認定として出てくるというふうに理解してよろしいわけですね。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後6時02分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後6時02分) 都市開発部長。 ◎都市開発部長(仲村春英君) 都市計画街路の件でありますので、御説明申し上げます。3-4-63号につなぐ喜友名側ということですが、質疑の箇所は基地内だと思っております。その箇所については、都市計画決定がなされておりません。破線で計画、将来はこういうかたちに持っていけるのではないかというような線が入っているだけでありまして、都市計画決定された路線ではございません。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 29番のほうから指摘がありましたけれども、3カ所、道路と言えないというか、そういう状況での認定ですから、問題はないと、こういう計画道路であればそういう内容でも認定できるという説明を受けたのですけれども、議会サイドとしてはあくまでも予算をつけて事業をしてもらっている、やっぱり道路としての機能ができて初めて道路の位置づけというのは、するべきだと思っているのです。いまこの街路、いちばんによくおわかりのとおり通行ができるわけではないのです。大謝名側から行こうが反対側から来ようが全く通行ができないと。しかも、部分部分でその道路幅員が一部小さくなったり、計画からいえばこれは道路としての内容になっていないのです。そういうものをただ皆さんは、できるというかたちで認定をしてくれということなのですけれども、議会サイドとしては、やっぱりそういうかたちはよくないと思うのです。気持ちはわかりますけれども、しかし気持ちでやるものではないと思うのです。じゃ、なぜこんなに急がなければいけないのか。でき上がってからでもいいのではないかということになるわけですけれども、問題の部分、でき上がればいちばんそれにこしたことないのですが、見通しはどうなっているのですか、これは。 ○議長(天久嘉栄君) 都市開発部長。 ◎都市開発部長(仲村春英君) お答えいたします。大謝名真志喜線についての見通しですが、去った4月14日に真志喜郷友財産保全会の役員会がありまして、その中で宜野湾市の計画、何回か地元からの要求として高架とか掘り割りとか、いろんなのがありましたが、宜野湾市の計画を説明申し上げまして、役員会の中でもボックスカルバート方式でいいでしょうというようなことが、説明の結果そういうことになっております。それを受けまして、役員会といたしましては6月に総会を開催いたしまして、都市計画街路として、その用地を提供することに同意するというようなかたちを受けております。その結果を踏まえまして、会長からは早めに工事を着手して完成していただきたいという要望を受けております。それに向けていま準備を進めているところでございます。それからあと1カ所の森川線のプレハブについても、その権利者と撤去に向けて交渉をしているところでございます。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 同意が得られるところまで来たということで大変喜んでおりますけれども、内容も何も変更もされていない中で同意をするということは、私には理解しにくいのですけれども、すなわちいろいろな考え方の違いがあったわけですから、相当皆さん苦労をし、場合によってはこの事業についてはいろいろ調整が十分でなかった部分があったということは、これは否めないわけですから、そういったところをやっぱり皆さんのほうで反省をする中でいろいろ交渉された結果かなと思うのですけれども、一応同意をされるということですから、それはわかりました。 いまプレハブの件なのですが、交渉中だというのですけれども、これは全く難しい内容なのでしょう。これだけ聞いて、それと1カ所だけ、プレハブとは別個に手がつけられていない部分があるのですが、そこの説明を私、全く気がつかなかったのですけれども、現場を見て何の問題あるのだろうかなと、いまは非常に疑問を持っているのです。そこの説明をいただいて、以上で終わりたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後6時07分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後6時07分) 都市開発部長。 ◎都市開発部長(仲村春英君) お答えいたします。森川線、それから都市計画街路の大謝名真志喜線につきましては、ウンサクムイのほうが解決の方向に向かっていると、それから取りつけ側のほうについても権利者の同意を得ております。いま問題として、まだ未解決というのはプレハブだということで考えているのですが、それ以外にはないと思っております。          (平安座唯雄議員「以上で結構です」と呼ぶ) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第18.議案第85号 平成12年度宜野湾市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 一般会計の19ページ、庁舎増改築事業の委託料、この説明をお願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) 担当部長から御説明申し上げる前に、私のほうからおわび申し上げたいと思います。11年度の決算の基本設計の中でその成果として庁舎問題、仲村春松議員から御意見、御質疑を受けたわけでございますが、その時点でも総務部長から説明されておりますけれども、この件につきましては平成12年度一般会計補正予算の中で19ページに庁舎増改築委託費として計上してございますけれども、我々としましては4階をどうしても増設して、市民のサービスに寄与したいということで懸案事項として進めてまいりましたけれども、先程決算の審査質疑を受ける段階で説明がありましたとおり、増築は可能ですけれども、本体そのものを補強工事しなければ増築できないというふうなことが判明しまして、計画の変更を余儀なくされたということにつきましては、十分なる増築についての検討をすべき時点でかかる耐震の問題と強度の問題と、あらかじめ予知すべきところがあったわけでございますが、基本設計を作成した段階でそれが判明して、計画変更を余儀なくされましたことを深く反省し、おわび申し上げる次第でございます。 なお、また庁舎増築につきましては市民サービスのうえから、どうしても対処しなくてはならんと考えておりまして、どうか議員の皆さんの御理解をいただきまして、増築につきまして、ひとつ市民サービスのうえから計画を進めさせていただきたく、深くおわび申し上げながらお願い申し上げて、あと内容につきましては担当部長をして説明させたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。まず、経緯について説明しながら今回のボーリング調査について御説明申し上げます。まず、先も説明したわけですけれども、庁舎増改築については平成10年度から取り組みを始めました。平成10年度に調査費を計上しながら、まず3案を調査をしてございます。1案としては現庁舎の4階に増築をする、1案はRCです。2案としては、4階分に鉄骨で増設する、さらに第3案としては現庁舎の横、公用駐車場に別館として増築するということで調査をした結果、その調査結果も含めて基づいた中で、庁舎増改築検討委員会を設置をいたしました。この調査検討委員会の委員は、総務課長を中心にそれぞれの各部の調整担当課長で構成をされていまして、その三つの案の調査を踏まえた中で、この3案について増改築検討委員会で検討した中では、主にまず美観の問題、それから駐車場の確保、さらに防音工事として庁舎部分としての予算確保ができるかどうか、さらに増改築経費等も総合的に検討した結果、現庁舎4階に増築することを検討委員会では確定をしました。 その中で私たちの誤算というのは、現庁舎は将来5階建てということで設計をされていまして、その間これまで仲村議員に答弁したとおり、耐震を含めて議論はありませんでした。ところが、平成11年度に現庁舎に増築することで基本設計等の設計を入れまして、11月11日に基本設計を終わっておりますが、それから平成12年度の実施設計に向けて準備段階で準備をしているさ中に、先程土建部長からも説明がありましたが、耐震関係についても具体的にどうなるかということで予備的な資料等をお願いしたら、基本設計段階では耐震構造上多少問題があると、ただその中ではどこをどう補強するという確定的なものがありませんでしたので、実施設計で基本的な調査をお願いをしましたら、その中で補強の工法あるいは補強箇所についての具体的な部分が出ました。その具体的な部分といいますと、5階まで増築は可能であるけれども、耐震構造を含めて具体的に出ているのが壁の補強等をどうしてもやらざるを得ないと、それをしないと建築確認がおりないということを含めて、その中で、じゃ1階から3階まで補強工事をしますと、やはり執務上の問題が出てくるということがありますし、さらにそこを断念すると今度は約2億1,000万円、防衛補助を確定したわけですけれども、この辺の問題等をどうするかということで土建部と総務部で調整をしながら、さらに三役ともこの増改築について8月1日段階で協議をした中では、どうしても増築は必要であるということで考え方を整理しながら、さらにいちばんネックである防衛補助についてどうするかということで、8月2日の午後に施設局とも調整をした中では、宜野湾市がどうしても増改築を必要とするのであれば、そのまま2億1,000万円近くの予算は認めましょうと、そのかわりその辺の整理をちゃんとしてもらえばということがありましたので、早速、関係部、三役とも調整した結果、現段階でどうしても増築が必要であるので、そのことを含めて公用駐車場の上に増改築をする必要があるという決定を見ましたので、今回の補正予算の中にボーリング調査費を計上したのがこれまでの経過でございます。          (前川朝平議員「何も経過説明してくれと言っていない。この予算何ですかという質疑をしたので、これを説明してくれ」と呼ぶ) ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。経過等も含めて説明しながら、公用駐車場のところに場所を改めて変えまして、そこにボーリング調査をする必要があるということで予算を計上してあります。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 要するに200万円近く計上したのは、ボーリング調査費だという考え方でいまの説明ではとらえておきたいと思います。確かにそうだというふうに考えております。 いまるる部長から説明ありましたけれども、要するに皆さん方がその基本設計、平成11年度出したものが、どういったものであるか資料を出してくれということを前に言ったわけです。それが出てこんとどこまでの範囲で、ということは増設するものの基本設計というものは、もう使えないわけでしょう。使えますか。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。この庁舎の上に4階の増築をする基本設計については、御指摘のとおり使えません。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 要するに790万円近くの金はもう使えなくなったと。金は使ったけれども、その成果としては、成果表には皆さん方載っているけれども、成果としてはゼロだと、市民のためにはなっていないということなのです。どぶ水に捨てるのと同じなのです、お金を、市民の税金を。だから、そのときにこれを発注したときのそのスペック、いわゆる皆さん方の設計概要がどういうものであるのか、どういうものであったかということをわからんといかんわけです。そうせんと質疑できないわけです、いま。いや、これ入っているはずだと、そのときに、じゃこの使えないということをいま部長は平気でおっしゃっていますけれども、この責任はどうするの。使えなかったから、すみませんといま議会で市長がわびている、それでいいと思うのですか。とんでもない話です、いまは。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。使えないということ、ちょっと訂正しておきたいと思うのですが、この4階、5階に先程説明しましたように1階から3階までの耐震構造を含めて改善をするならば、4階、5階の増築は可能ですよということであります。そうすると、その場合にはこの基本設計はそのまま使えるわけですけれども、ただ先程説明しましたように断念した、ここに変更せざるを得なかった理由が、どうしても業務変更、あるいは事務室を変更して1階から3階までを耐震構造の強化をするためには、どうしても不可能な部分があると、それで断念をして、断念する場合にはこの基本設計は使えませんので、改めて公用駐車場のところに同時に基本設計と実施設計を入れながら進めていきたいということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 部長のほう、使えないということをいま訂正していますけれども、使えないのです。皆さん方は当初4階、5階を増設するということで基本設計の予算を計上して、そして発注したわけでしょう。発注してその成果が上がってきた、ただし設計事務所のほうはこれ受注しているわけだから、その構造物全部を上げてきて、一応設計は全部レイアウトしてきたわけです。そして皆さん方に提出したわけです。なぜならば、皆さん方は4階、5階を増設するという前提の中でなのです。だから、その中身として耐震構造については皆さん方のほうから構造計算まで入れてくださいと、耐震にもつかどうか、構造も全部チェックしてくれということを仕様につけてやったのか、あるいはそういうことも何も書いていないで出したのか、そうすると責任の分担というのは出てくるわけです。使える使えないの問題ではないです。明らかに皆さん方やろうとしたのだけれども、使えないのです、いま、現には。じゃ、使おうと思う、これを生かそうと思うのだったら、壁体構造をもっと変えてやればいいのではないですか。あえてこれを使おうというのだったら。しかし、使えないわけでしょう。やったのだけれども、使えないのと同じです。不可能になったわけです、いま。なぜならば金がかかるから、もっと金をかけるようになるから、補強していったらもっと金かかるから、このプランでは使えないわけです。ということは、使えないということではないですか、違いますか。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。御指摘のとおり強化をし、あるいは予算をもっと活用すればこの4階、5階使えるわけですけれども、ただ先程も申し上げましたように、確かに予算もこれから強化すればかかりますし、さらに事務室の移転をしながら壁の補強ということになりますので、この辺は厳しくなったということで公用駐車場の上にやりますと考えて、考え方を変更しましたので、この基本設計については使えませんということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 市長がおっしゃるとおりなのです。790万円使えなくなったのです。だから、本員は先程から資料を出してくれということを言っているわけです。これ以上前に進まんわけです。その資料を出していただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後6時24分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後6時25分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) 早速、出したいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 早速、出せるのだったら出してくれればいいのです。それがないと審議できないです、こんなの。そうしますと、その設計概要の中に皆さん方、その構造関係も入っているか入っていないか、はっきりわかってくるわけです。どういったものを設計するのだなと、どういったものを基本設計。本員がとらえるに、基本設計というのは構造計算のだいたいもつ、もたない、どれだけ補強する、どういうものをする、どういったレイアウトをすると、それから概算要求まで出せるものは基本設計だと思っているのです。それを発注したわけです。発注する前に皆さん方は改築検討委員会を開いている、その検討委員会何名ですか、だれだれ入っているの、ちょっと教えてください。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後6時26分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後6時27分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。検討委員会の委員は、総務課長を中心に各部の調整担当課長、それから土建部については建築課長とそこの技幹ですから、計10名だったかと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) この資料も出してください。そうしますと、その中で皆さん方、耐震構造の変更、法律の変更について議論されなかったのかどうなのか、その場で議論をしたのかどうなのか、これがまず一つ。 そしてもう一つは、これは当時この設計を上げていくときに、本来ならば4階まで上げようとした経緯があります。4階まで上げて、将来5階にしようという経緯があります。これは、実は防衛庁に止められたのです、経緯は。なぜならば、飛行場等の問題が出てくるので、高さ制限にかかってきたわけです。農協もそうなのです。だから、あれはエレベーターの機械ピットがつくれないから、油圧式になっているのです。本来ならば自動巻式で、もっと速度の速いものを入れようとしたのだけれども、制限がかかるものだから、これとの関連はないのですか。これもちょっと答弁してください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。今回の増築についての4階に対する増築で、施設局との補助要請をする中では高さ制限は全くございませんで、そのとおり2億1,000万円近くの内示がありました。 それから調査検討委員会の中では、先程も触れましたが、あくまでも現庁舎では5階建てという思いが先行をいたしまして、その中では耐震関係の議論はなかったという報告でございます。ですから、資料要求もありますので、その中であれば要求資料を出していきたいと思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 阪神大震災が起きて、まだ間もないのです。その中で宜野湾市の皆さんが、あるいは専門職の皆さんが耐震構造の問題について増築するのにどれだけの補強をしなくてはいかん、どういうものをやらなくてはいかんということを、わからないで基本設計委託したということ自体に問題があるのです。しかも、出したその790万円についてはもう使えない、結論として。そうしますと、それは皆さん方行政の失態なのです。ただ市長が答弁台に立って、これはすみませんでしたと通る問題ではないのです。この790万円に対する責任はどうするのですか。答弁してください。 ○議長(天久嘉栄君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後6時30分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後7時02分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 先程の前川朝平君の質疑に対する答弁を求めます。総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。まず、責任の関係ですが、これまでの流れの中で基本設計自体の中では、私どもも耐震に基づく多少問題あるということの報告は受けておるわけですけれども、基本設計段階までは具体的な内容等については触れられておりませんでした。その後7月段階で予備資料等がありまして、その中ではどうしても4階に増築をするならば、1階から3階までの既設の分について耐震補強をせざるを得ないということも含めてありましたので、そのことを含めて検討して、そのまま進めていけば対予算上の問題があると、あるいは事務室等を移転せざるを得ないということがありましたので、今回は御指摘のあるとおり基本設計はこの4階の基本設計でありますので、そのまま活用はできません。どうしても事務室移転の問題があるということがありましたので、やむなく公用駐車場の2階、3階あるいは高床式でせざるを得ないということがあります。その中で、いまの段階では責任度も含めて考えてはございませんが、今後このようなことについては私どもも十分事務段階で反省をしながら、こういったことがないように努力をしていきたいと思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 責任問題については、まず置いておいて、この基本設計委託要領について、これちょっと説明いただきたいと思いますけれども、委託業務内容、第4項、4番目の、これの説明をちょっとお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) 御説明申し上げたいと思います。その前に配布いたしました関係資料を、若干御説明させていただきたいと思います。土建部のほうから出しましたのは、現場説明書というかたちで添付されておりますけれども、土建部が業務委託の発注をいたしましたので、その説明部分に、次のほうでページをとらえていますけれども、1ページというかたちで基本設計委託要領、2ページのほうで成果表、3ページで基本設計業務委託仕様書というかたちになっております。次のP1というのは、いわゆる構造検討についての確認の提言として業務委託の範囲内に入っている事項でございます。それから平成12年7月という、P4の次に構造検討書というかたちで7月の報告書がございますけれども、この報告書につきましては先の基本設計で検討書の提言を受けて、再度委託業者にお願いをして、どういう補強措置をとればいいのかということで特別にお願いをして、出していただきました検討書でございます。ずっと何枚か後に、後ろのほうに位置図から始まる図面があると思います。この図面です。この部分が4階の計画の成果の図面関係になります。最後までです。そういうことでまず御理解をいただいて、若干御説明をさせてもらいたいと思います。 基本設計業務委託要領の委託内容でございますけれども、まず建築計画、最後のページの平面計画、立面、それから断面。1番から入ります。全体計画として敷地利用計画、配置計画、動線計画、省エネルギー等の計画になっております。2番目に建築計画で、平面計画、立面計画、断面計画、3番目に構造計画というかたちで、3番と、それから6番が関連してまいりますけれども、既存の構造物が耐震基準にどういう状況下の、確認をこの計画の中でしていただいて、次のページの検討書が提出されたということであります。それから施設配備あるいは施工計画、概略工程というかたちで報告書は出ております。 以上、だいたいの概要として御理解いただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) これは、皆さん方知らなかったのではなくて、知っているわけなのですよね。ここにこの項目で、構造計算について、計画についてもちゃんと指摘しているわけです、皆さん方は。構造というものは、結局、法律が改正されて、既に神戸の大震災があった以前にもう法律改正されているということはわかっているはずなのです。それをわかっておって、そういうちゃんと明記もして、そしてその結果として11項目にある成果品を出してくれという仕様書なのです。そこでわからなかったということについては、おかしいわけなのです。そうじゃないですか。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) まず、御説明を申し上げますと、この項目の中にも構造計画、既存の建物が耐震に対する確認という項目を設定しております。これは、若干御説明をしないといけないと思いますけれども、この調査は53年の設計、54年、55年の完了だというふうに記憶をしております。この調査は、旧耐震基準に基づいて構造計算がされているということを、まず念頭に置いていただきたいと思います。そのうえで私どもとしては、それの確認が必要であったわけです。その確認をした時点で先程の検討書として基本計画の報告書の中で検討書が入ってまいりました。その中に提案されましたPの4のところのいちばん下のほうにありますけれども、よって本既設建築物は9.5メータースパンの大梁の補強、それから耐震壁の配置および防水槽の撤去等により増築可能と判断をするという報告を受けまして、これだけではどうしても私どもとしてはどういう補強、強化をすればいいのかということが全くわかりませんでしたので、改めて設計者のほうにお願いをして、旧耐震計算をされたものと新耐震との比較をして、検討のお願いをいたしました。これは、業務委託と全く別の考え方で御理解いただきたいと思いますけれども、業者のご厚意でこの計算書を、検討書が再度7月に報告をされました。それを受けて耐震補強の必要性、すなわち柱、それから梁、さらには現在の旧耐震壁になっているものの補強等の提言を、最終的には検討書の中で出てまいりました。そして位置についても別途図面の中で表示をされてまいりまして、それを受けて私どもとしては、その内部検討もさせました。その結果、この計算書に対して十分信頼性があるというかたちで、7月26日にその結果を総務部に御報告を申し上げて、この報告書のとおり耐震補強をしながら4階増築を進めていくのかということで協議を申し上げました。その内部協議では、これだけの耐震補強をするには、執務をしながら耐震補強するというのは大変厳しいものがあるということで、協議の中では最終的にそういう報告も含めて判断を仰ぎました。その結果、部間調整もする中、最終的に補強しながら、補強も含めて増築をしていくというのは、表現はまずいかもしれませんけれども、執務をしながらということは物理的に大変厳しいのではないかということで、再検討の方向で市長にも提言を申し上げて、行政判断として別途、別館方式の事業を進めるということの結論を得て、今回の補正予算の中でボーリング調査をお願いしているという状況でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) いまの部長の説明、わからないわけではないのです。これは、皆さん方が発注したのは庁舎の増築に対する基本設計なのです、委託しているのは。構造がもつかもたないかのチェックをしてくれという依頼ではないわけなのです。全然違うのです。いま部長が説明したのは、構造がもつかもたないか、その後の話で決めたということなのです。そしてその成果としてサービス程度で上がって、サービスで上がってきたという説明なのです。ただし、この基本設計入れるということは、進む前提の中で基本設計委託をするわけです。そうではないですか。そうでしょう、部長。その中でこれを発注するときに、皆さん方はその耐震構造の問題についてわからなかったということ自体が、基礎的なことです、これは。それをそのまま発注して、後でしまったということになっているわけです。現時点においては結果論として。それは、事務の流れとしてはやむを得ないと言えばやむを得ないでしょう。しかし、行政というものは常にこういった問題が出たときには、責任が伴ってくるということをわからんといかんのです。これだけやったけれども、だめでした、しょうがないですで通そうというのですか、皆さん方は。そこから責任問題が出てくるわけなのです。市民の血税を790万円も使って、それが使えない結果になった、それに対するやっぱり皆さん方は責任というものは伴ってくるということをわからんといかんです。責任って何かというと、8万5,000市民に対する責任です。議会に対する責任ではないです。市の税金を使った、市民の税金を使ったものに対して使えなかったから知りませんでした、これはごめんなさいで通ると思っているのですか。その責任については後で検討しますなんて言っていますけれども、そんな甘い行政をやっているからおかしくなってくるのです。 そうしますと、先程の総務部長が責任の問題については、それは問う必要はないという解釈でいいですか。これだけ使ってあるけれども、責任については問う必要ないという考えですか。 なぜならば、ちょっと待ってください、答弁は。これは、いまから10年前に納品されるべきものが納品されていないということで会期末に500万円近くの金が出ていった。それを出した、品物届いていなかった、そのときにも職員が処分されている、課長が。だけれども、上司については処分も何もされていない。けれども、その現場の一人が処分されて、そのとき我々反省した。宜野湾市は一つの組織なはずだと、組織であるならばやっぱり組織の形態として、答弁すべてが責任とるのが当然のことであるということを私どもは痛感もしたし、指摘もしたはずなのです。しかし、これだけの問題を起こしておって、そうしますといまの部長の答弁からすると、さっきはああいうものもあったけれども、今回のこの問題について責任を問う必要はないということで理解していいのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後7時25分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後8時32分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 先程の前川朝平君の質疑に対する答弁を求めます。総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) 御答弁申し上げます。先ほどの庁舎増築、別館で増築することによってこの4階に基本調査を入れた800万円余の予算についてどうするかと、責任はどういうかたちでとるのかということに対して御答弁を申し上げたいと思います。 先程来、土建部長から実施計画並びにある設計者の協力、ご厚意によって、この建物を4階増築することによって耐震性の問題、さらに壁の補強、あるいはそれに伴う予算上の問題、あるいは事務所移転も含めて、私ども総務部に結果報告がありました。これが7月26日であります。さらに、8月1日、私はそのとき出張で不在でありましたので、8月1日、総務部次長、課長から私に土建部の結果について報告がありましたので、早速8月2日、三役に調整を求めました。その中で土建部長と私と出席をしながらこの結果について報告をし、さらにこれ以上このとおり基本設計、計画設計どおり進めていきますと問題点として二つか三つありますと、まず問題点としてあるのは耐震による壁の補強、これをすることによって1階から3階までの事務所移転をしながら事業を進めないといけないという問題、それから壁を補強することによる予算の問題点も含めて、この基本設計どおり5階、4階を増築することについて検討した結果、やはりいちばん問題になるのは1階から3階まで事務室の移転をして増築するというのは、これは市民に対するいろんな便宜上問題があるということを含めて検討をした結果、行政的な判断として公用駐車場の高床式で増築をする方向で決定をせざるを得ないと、その場合に、じゃこの4階のせっかくおよそ2億1,000万円の防衛補助を得てあるので、この辺との調整はどうなるか、この辺をまず施設局と調整しなさいという指示がありまして、8月2日午後に総務課長、担当係長が施設局と調整をした結果、先程来同じ答弁でありますが、市としてどうしても増築必要であれば、これは施設局としては市に予算のことについては任せるということがありましたので、最終的に行政的な判断として別館で増築することに決定をしました。その中で行政行為として決定をする中で、前川議員の指摘するこの800万円余の予算の使途、場合によっては無駄な分についてどのような責任をとるかということでありますが、この一連の行政行為について今後私どもも実際の行為について研究をしながら、検討をしながら、このことの責任の所在については検討をさせていただきたいと思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) いまの部長の答弁は、前段はプロセス、いわゆる発注した後の結果としてこうなったという、変更した過程の説明なのです。本員が指摘しているのはそうではなくして、基本設計というのは、あくまでここでやるということで皆さん方予算もつけたわけです。平成11年度の予算で成果として出てくる、それから平成12年度についてまだ変更ないわけなのです。平成12年度の当初予算で皆さん方2,500万円、設計委託料として計上しているはずなのです。これは、すべて増築の対象として今日まで継続してきているわけなのです。その基本設計の委託の中で、皆さん方は大きなミスをしでかしているわけなのです。どういうミスかというと、これはもう明らかにわかることなのです。結局は昭和50年代に造った建物と阪神の大震災があった後に法律を改正したということ、これは役所がわからんといかん基本的な問題なのです。ましてや皆さん方のメンバーに、失礼だけれども、前の主事も入っているわけでしょう。法律の専門家も入っているわけなのです。そういうことをわかりませんでした、設計事務所に委託して初めてそれが出てきましたでは通らんはずなのです。そういう基礎的なことがわからずして宜野湾市の行政の運営されたのでは、たまったものではないわけなのです。それに対するストレートな皆さん方の責任問題はとやかくとしても、行政的な道義上の責任も伴ってくるわけなのです、これは。それをお互い、先程本員の指摘に対して冒頭で市長がこういう結果になりました、すみませんでしたと通るような問題ではないのです。先だって他市町村を比べるのも酷かもしれませんけれども、沖縄市で800万円の予算なしの執行をした、補正つけた、それでも3カ月の減給処分です、三役は。これも一つのミスなのです、行政の。金額にしてもそう変わりないのです。向こうはその成果として、市民に対しては広場というものを造ったという対価がある。皆さん方には790万円かけた市民に対する対価というものは何ですか、答弁してください。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。先程も申し上げましたように、御指摘のとおりこの耐震関係についても基本設計段階までは、およその概略しか出ていませんでした。しかし、先程も土建部長からお話がありましたように、やはり基本設計、さらにそのことを含めて、ある設計事務所の厚意によってお願いをしたら、どうしても壁体問題も含めて多大な費用と、あるいは事務所移転が余儀なくされていると。じゃ、そのことをそのとおり実行すると逆に膨大な予算につながっていくという可能性があるということも含めて、やはり行政の判断として変更をせざるを得ないというのが実態でありますし、このことについては重々市民にもおわびをしながら今後こういうことのないように、さらに責任問題についても、この一連の行政行為については今後私どもも調査研究をしながらやってみたいと思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) この際はっきりさせておきますけれども、いま部長が話ししているものは庁舎の増設に伴う調査費の計上だったら話はわかるのです、調査費の段階だったら。調査費の段階で構造がもつかもたんかと調べるのだったら、予算計上しての流用だったら、使用だったら話はわかるのです。基本設計です、基本設計。いまの話は、増築するためのまず調査費を入れようということで、調査費の段階でのいまの答弁だったら話はわかるのです。しかし、そうではないでしょう。基本設計なのです。これに基づいて平成12年度の2,500万円余に対する予算を執行されるわけなのです。設計の発注しなくてはいかんわけです。ところが、根本的に変わってきたわけなのです。これは、政策決定のミスなのです、皆さん方の。正直に申し上げますと。私ども議会で、でき得るならばいろいろ議会からも、30番議員からも指摘されて、土地開発公社が持っているお金については、寄附行為については違法性があるのではないかという指摘の中で、そうであるならば隣の駐車場に対して土地開発公社が建物を造って、そこで議会棟も一緒にして造ることによって、この3階の議会棟もいわゆる一般供用として役所のほうで使えるのではないかと、できれば一緒になって向こうに造ったほうがいいのではないかという提言もした覚えがあります。そのとき皆さん方は、それに対してノーという答えを出してきたはずなのです。駐車場がどうのこうのということで。それ覚えていると思いますよ、皆さん方。ところが、自分たちの決定した政策の変更に伴って、今度は向こうの駐車場を勝手に使うと、それをしかも議会に出すことなく、変更するのを議会に通達なく、議会の与党の会派の中でそういう説明して政策変更していこうと、これ一つの政策の変更です。場所の変更です。しかも、790万円という金を使っての政策の変更です、場所の変更。それをその責任については今後検討してみますという話では、本当は通らんです。通る話ではないです。これが通るのだったら、じゃ何のための議会かという、そんな甘っちょろい議論の行政のやり方をするからおかしくなる。これは、こんなものではまだ序の口です。言っておきますけれども。もっと大きなものを含んできます。あえて一人でそういうふうにしゃべってもしようがないですから、この件についてはいま総務部長がおって、その問題については、責任については検討するということで理解してよろしいですか。もう一度お願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後8時43分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後8時44分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。いま時点の経過については、御説明したとおりであります。この一連の行為について行政的に問題があるかどうかについては、検討させてもらいたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) これ以上は、別に行政の皆さん、いじめているわけではないのです。やはりしっかりしていただきたいということなのです、本員が申し上げたいのは。まあまあ主義の、なれ合い主義の、市長が決断すれば何でもできるや、部長が決断すれば何でもできるやという行政されたのでは困るのです。だから、その問題についてはきっちり責任を持っていただきたいということを、お話しさせていただいているわけです。ですから、その辺をいま総務部長がおっしゃるとおり重々検討していただきたい、そしてあと総務委員会でもその問題についてあろうかと思いますので、ひとつぜひやっていただきたい。 そこで、あと1点だけお聞きしますけれども、このボーリングとして200万円余りを皆さん方計上していますけれども、平成12年度で執行される予定のその建築の本設計と、それと今度の場合は実施設計と基本設計と合体してさせるということを防衛庁から承諾をもらったと。そうすると、それはあなた方が造るのだから、これはぜひとも造りたいというのであれば合体していいのではないかなという話もやったと、これ自体もまたおかしいわけなのです。そうしますと、皆さん方は基本設計は今度から要らないということになります。全部合体してできるようになるのです。基本設計はもう要らないという、予算は。この問題については、この2,500万円余についての設計発注はなされたのですか、それともいまからですか、答弁してください。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後8時46分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後8時47分) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。既決予算の範囲内で、設計はいま進めているところでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) もう時も遅いですから、答弁は明確にしてください。その予算については、設計はもう発注したのですか、執行したのですかということなのです。委託費については、執行したのですかという御答弁をお願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。9月13日時点で執行してあります。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) そうしますと、皆さん方のこの執行に対して、議長をして資料を要求したいと思います。基本設計したときの指名業者と落札業者、それから本設計の委託の指名業者と落札業者を資料として提出していただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後8時49分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後8時49分) 総務部長。
    ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。提出をしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) そういうふうに、委員会の審議の資料にするためにぜひ出していただきたいと思います。 それと、もうあと1点だけ。平成12年度予算の中では、先程から議論しているとおり増築は既設のものに延ばすということをやってきた。それを今日まで議会でやってきた、だけれどもここに来てそれが変更になった。その変更になったものについては、皆さん方議会ではどういうふうに説明なされるのですか。ただ補正予算の中でボーリングする必要があるからということで説明なさるのですか、そういう手続でいいのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長(喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。現段階の考え方としては、補正予算のボーリング調査費の中で説明をしていくということで確認をとりました。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 本来ならば、別のもっと方法があると思うのです。これも本員にさせれば議会軽視です、皆さん方。12年度の予算で決定したとき、皆さん方増築するということをやってきた、ここに来て9月の補正の中でできませんでしたから、ボーリングをここでやってくるから、補正予算を認めてくださいということで出て、こんな議会を軽視したような予算の計上の仕方、あるいは行政の進め方というのは納得できるものではないです、これは。その辺ひとつ十分、あと総務委員のほうで審議をしていただきたいなというふうに思って、一応終わりたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 教育委員会のほうに、ちょっとお伺いしたいと思います。40ページのほう開けていただきたいと思います。この中で今回補正として長田小用地賃借料が入っておるのですが、長田小学校はまだその敷地内に民間の借地があったのかなと思って、記憶にないのですが、具体的に何平米ぐらいあるのか、そして単価いくらなのか、御説明お願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えを申し上げます。いま御質疑の小学校用地賃借事業についてでございますが、これについては主なものについて、いま御指摘のように長田小学校の賃借料、里道部分、それから普天間第二小用地賃借料の里道分、国有地分でございますが、この件については普天間第二小学校用地が平成9年5月9日、それから長田小用地が里道廃止手続を平成9年5月29日に行っております。その考え方がいままで国の考え方、総合事務局が窓口になりますけれども、その考え方が里道廃止した段階で、その里道部分を買い上げてほしいということの話の交渉がずっと続いておりました。しかしながら、御案内のように財源が厳しい折、現段階でこの里道部分の買い上げができないということもございまして、その里道部分を賃借をするということで考えております。面積が普天間第二小用地が449.59平方メートル、それから長田小用地賃借料が939.62平方メートルということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 里道部分だということなのですが、たしか以前、長田小学校用地の購入のとき、里道部分に関しては無料で国とは話し合いがついたというふうに聞いていた記憶があるものですから、あえて里道部分だということなのですが、普天間小学校用地に対しても里道部分ということなのですが、もう一点お伺いいたしますけれども、普天間第二小にしろ嘉数小にしろ、新年度予算にはこのように計上されているわけでございますが、長田小学校用地の賃借料だけが新年度予算には一円も計上されていないのですが、今補正予算で計上されておりますが、その点についてはなぜでしょうか、御説明お願いいたします。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えを申し上げます。先程ちょっと触れたのですけれども、里道廃止手続が平成9年5月29日でございますが、国の考え方、いわゆる総合事務局の窓口の考え方が買い上げてほしいというのが、ずっと主張されているということでございます。しかしながら、先程申し上げたように買い上げについていまの宜野湾市の財政状況の中で、買い上げが非常に無理があるということで、事務的な調整を加えながら賃借をしていくということで協議をして、現在に至っております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) ちょっと本員の誤解かなと、普天間第二小用地の賃借料も要するに里道部分だと思うのですが、これは例えば里道部分であれば普天間第二小用地に関しては新年度予算から計上されているわけでございます。しかし、長田小に関しては新年度予算に計上されていないと、その違いを御説明願いたいと思うのです。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) すみません、舌足らずな説明で大変申しわけなく思います。先程申し上げました普天間第二小用地の賃借料、長田小用地の賃借料については当初予算で計上、両方ともされておりません。されておりましたのが普天間小の用地の民有地部分、それから宜野湾小用地の賃借料の民有地部分、それから普天間第二小の民有地部分、それから嘉数小、大謝名小のほうに一部、面積は小さいのですけれども、7万9,000円程度、これが当初予算で計上されたということで御理解いただきたいと思います。従って、先程説明申し上げました第二小と長田小用地については、当初予算で計上していなかったということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) ちょっとまだ理解に苦しんでおるのですが、当初予算で小学校用地賃借料は普天間小学校、普天間第二小学校、そして宜野湾小学校、嘉数、大謝名小学校、4件計上されているわけです。ですから、いまおっしゃったように長田小学校だけが全く新年度予算に計上されていないのだけれども、あえてなぜ補正予算で出てきたかということなのです。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えいたします。先程申し上げたように、普天間第二小学校の用地部分について当初予算計上したのは個人有地、いわゆる民有地部分でございます。里道部分については計上していなかったということでございます。それから普天間小学校、宜野湾小学校についても個人有地、いわゆる民有地部分の計上でございます。 この第二小、長田小用地、国有地、いわゆる里道部分について何で計上していなかったということかと思いますが、先程申し上げたように総合事務局の事務的な調整の段階で、その廃止した里道部分の面積分を買い上げてほしいというのが、ずっと総合事務局から言われていたことでございます。しかしながら、先程説明したように買い上げについて現在、私どもの財政状況の中で対応できないということもございまして、当分の間賃借をさせていただいて、財源的に対応できる状況であれば財政サイドとも協議を入れながら、今後対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) いまの説明でよく理解できました。ちなみに、790万円の予算等を皆さんのほうで補正組むことができたら、具体的にこの里道部分、何平米ぐらい購入できるのでしょうか。予算が厳しくて購入できないということですが、いかがなものでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) 大変申しわけございません。その用地の単価がどの程度になるかという、いま現在、私その情報を持っておりませんので、その辺については追ってちょっと整理をさせていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 教育費の40ページ、3目の説明欄の01、宜野湾小学校水泳プール改築事業の内容の御説明お願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) 御説明を申し上げます。御案内のように平成12年度当初予算で、宜野湾幼稚園の建設を予定しております。その中の屋上部分に私どもとして、将来的にそちらのほうにプールの建設を予定をしておりました。その中でことしの最初の県との事務調整の中で、平成13年度に沖縄県で5カ所程度のプール建設を予定しているようでございます。その中で現在2カ所程度の予定しか入っていないということもございまして、宜野湾市がそういう事業の計画があるのであれば、どうかということもいろいろございまして、当初予定していたその整備を前取りをしながら、それについては対応していきたいというふうに考えております。従って、でき得る限り13年度でそのプール建設をしまして、その後いまの旧幼稚園校舎を取り壊しをしまして、それから運動場、いわゆる校庭整備事業も含めて今後対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 幼稚園舎の、じゃ屋上にプールを建設して、いまある現在のプールを移動するということで理解してよろしいですか。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えいたします。ただいまの計画では、いま御指摘のようにそちらのほうの現プールも含めて運動場を広くしながら、その辺の有効活用をするためにいま御質疑のように対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 仲村春松君。 ◆18番(仲村春松君) 宜野湾小学校のグラウンドは非常に狭くて、こういった園舎の上にプールをぜひ推し進めて、建設を。やはりグラウンドも広々使うように頑張ってください。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) すみません。いま18番議員からありましたけれども、宜野湾小学校水泳プールの改築事業について、ぜひ図面等を添付していただきたいなと思います。原因がなぜかといいますと、本員もプールがよく好きで、あっちこっち学校プールを利用させてもらったのですが、現場を担当して非常に困る点がいろいろあります。まず1点目、よく滑ります。2点目、腰洗い槽が非常に小さくて、幼児用プールまで二つのクラスが一緒に授業をした場合、だいたい15分ぐらいつぶれます。そして3点目に、ものすごく暑いです。だから、そういった経験を生かして、それを改築する方法であればよろしいかと思いますが、長田小学校等を見てわかると思います。非常に利用して不便さを感じます。そういう意味でぜひ図面の添付をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長(島袋正則君) お答えを申し上げます。いまの御質疑についてですが、今回の予算の計上は実施設計の委託料でございまして、図面等について今後この設計の中で整理されていくということになりますので、ひとつその辺は御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) じゃ、まだ添付はできないということなのですが、各学校現場を回って、いまからであれば宜野湾小学校の水泳プール改築事業に関してはぜひ生かして、やはりりっぱな施設であってもらいたいと思います。ぜひ頑張ってください。 ○議長(天久嘉栄君) 進めてまいります。 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第19.議案第86号 平成12年度宜野湾市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第20.議案第87号 平成12年度宜野湾市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第21.議案第88号 平成12年度宜野湾市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 1点だけお願いいたします。7ページのほう、部長のほうから説明ありましたように公有財産購入費で695万円計上されておりますけれども、2カ所の41平米の取得が必要で、雨水用地購入費ということで、これ必要でということなのですが、具体的に2カ所の面積がまずどのぐらいの面積であるかということと、単価、平米当たりいくらで購入予定であるか、その点について御説明お願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。17節の公有財産購入費、用地購入費でございますが、喜友名雨水枝線工事で3.75平方メートルでございます。それから嘉数地内でございますが、これは会計年度をちょっと忘れましたけれども、25.5メーターの管きょで200ミリの雨水管を、個人のいわゆる先行工事というかたちで了解をもらっている事案でございまして、今回この所有者の方が一括用地処分をしたいという申し入れがございまして、いわゆる雨水敷の分について買い取りをしていきたいということで37.5平米でございます。喜友名雨水支線につきましては、これはいま現在、予算計上の段階の単価でございますので、御了承いただきたいのですけれども、14万800円を予定しております。嘉数地内については17万5,000円の予定でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 平米当たり14万円、坪単価で言えば約42万円ですか、嘉数のほうが坪単価約53万円ということになるかと思いますが、やはりこのような単価を入れる場合には鑑定評価を入れて行うのか、皆さん独自で判断するのか、その点だけ御説明お願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。皆さん御承知だと思いますけれども、喜友名地内の用地取得につきましては、現在進めておりますパイプラインに沿っての地域でございます。そういうことで当時の周辺の評価額をベースにして、いま予算計上をさせていただいております。それから嘉数につきましては、県道格上げになりました宜野湾南風原線ですか、そこで県のほうが買収にかかっておりますので、その辺の評価をベースにして予算計上してございます。これだけの面積でございますので、でき得るのであれば私どもとしては県の用地取得の評価書、それから土地開発公社のほうで用地取得をしている評価書をベースにして、比準をしていきたいというふうに基本的には考えております。ですから、個別にこの2件についての鑑定を入れる予定は、いまのところ考えておりません。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 最後にですけれども、2カ所の現場を確認して、嘉数地内のほう、かなり急斜面等で本当にびっくりするような値段であります。 もう一点なのですが、これはやはり上から雨水ですか、排水路がそこで途中、垂れ流しになっているものですから、あえて皆さんのほうで気をきかせて、そこに用地を確保して、そういった市民のために、公共の福祉のために行ったかなということで理解しておるのですが、今後このように例えば雨水排水のそういった場所が、途中で切れて垂れ流しとなっているところがあれば、今後率先的にそういった事業もまた進めていくのだというふうに、それも理解してよろしいですよね。 ○議長(天久嘉栄君) 土木建築部長。 ◎土木建築部長(我如古善一君) お答え申し上げます。御指摘の件については、現場の状況あるいは総合的な判断をして、雨水にしても汚水にしても基本的にそういう方向で進めてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 進めてまいります。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第22.議案第89号 平成12年度宜野湾都市計画宇地泊第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 本日、最後の質疑をさせていただきたいと思います。この宇地泊地内で都計街路のほうでしたか、新聞で出た、一つ入札の談合問題がありまして、それについて無事落札をしたということなのですが、まずそれについて予定価格のほうが9,200万円で、落札価格が5,800万円ということで、最終的に3,200万円の予定価格よりも不用額が出たのですが、これも今補正予算のほうに出てくるかなと思いましたけれども、それについては計上されていないのですが、その後その予算計上についてどのように変化していくのか、御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 都市開発部長。 ◎都市開発部長(仲村春英君) 御説明申し上げます。入札差額、これについてどうするかということですが、宇地泊第二土地区画整理事業は、まだまだたくさんの工事があります。その差額金につきましては、新たな工事をやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第23.議案第90号 平成12年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第24.議案第91号 平成12年度宜野湾市介護老人福祉施設等特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第25.議案第92号 平成12年度宜野湾市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。          (「進行」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後9時17分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後9時18分) 日程第26.陳情第46号 育児・介護休業法の「仕事と家庭の両立支援法(仮称)」への改正等を求める意見書・決議採択について、日程第27.陳情第47号 市管工事協同組合施設の買い上げ等に関する要請、以上2件を一括して議題といたします。 本2件については説明を省略し、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 継続審議中の認定第1号、2号、3号、4号、5号、6号、議案85号、86号、87号、88号、89号、90号、91号、92号、96号、97号、98号、99号、100号および陳情第46号、47号の以上21件を一括して再び議題といたします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後9時20分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後9時20分) ただいま一括して議題といたしました21件に対する質疑も尽きたようでありますので、質疑を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、質疑は終結することに決しました。 これより各事件の常任委員会への付託をいたします。総務常任委員会へ認定第2号、議案第85号、陳情74号、以上3件を付託。建設常任委員会へ認定第1号、5号、6号、議案第88号、89号、92号、96号、99号、100号、以上9件を付託。経済民生教育常任委員会へ認定第3号、4号、議案第86号、87号、90号、91号、97号、98号、陳情第46号、以上9件をそれぞれ付託いたします。 なお、お諮りいたします。ただいま各常任委員会に付託いたしました各事件については、会議規則第43条の規定により9月21日までに審査を終わるよう期限をつけたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は、9月25日午前10時から会議を開きます。本日は、これにて散会いたします。御苦労様でございました。(散会時刻 午後9時23分)...